セロトニンは運動機能に関与しています
特に咀嚼(そしゃく)、呼吸、歩行と言った
反復性のある運動に大きく関与します

これら反復性のある運動をリズム運動と呼びます
セロトニンが関与するリズム運動を行うことで
神経がセロトニンの分泌を活性化します
散歩やジョギングなどは
リズム運動の代表的な例になります

そして「呼吸法」
呼吸は人によっては受け入れにくい散歩やジョギングと違い
「いつでも」「どこでも」「誰でも」出来ます

ここで重要なのは
「意識した呼吸」をおこなう事です
普段意識せず行っている呼吸は
自律神経の働きで無意識で自動的に行われている呼吸ですが
お腹の筋肉を意識をして呼吸をする「腹式呼吸」を
ゆっくり行うことでセロトニンを増やす効果が期待できます

意識は吸うことより吐くことに向け
一定のリズムで筋肉を動かすことが大事です
1分間で3回から4回程度を目安とします
座禅やヨガなどで呼吸法がありますが
それはセロトニンの分泌に深くかかわっています
この呼吸法は5分以上
できればセロトニン分泌が盛んになる朝に行うのが良いとされています
不調の改善の手助けとして生活に取り入れてみると良いかもしれませんね
