どうもこんばんは。
三吉です。
U-20ワールドカップが終わりました。
日本では日本代表が敗退してからほとんどニュースにもならないなぁ。悲しい。
日本が当たったベネズエラ、ウルグアイ、イタリアがベスト4に残るっていうすごく分かりやすい世界の指標なのに。
イングランドの優勝で終わったけど、やっぱりベネズエラ強かったなあ。想いが伝わるっていうか。国の事情なんかもあって「違い」を見せられた気がする。
でも、やっぱりウルグアイだね。
宿舎での乱闘騒ぎから人種差別パフォーマンスとか色々騒がれてるけど、強かった。
人種差別パフォーマンスは「受け取る方の気持ち」が大事だけど、彼らはあんまり深い意味を持ってやってないと思う。アジア人に似てる顔のやつを愛称で「中国人」って呼ぶような人たちだから。
あのレコバだってチーノレコバ(中国人レコバ)って呼ばれてるし。
まぁ、それより日本戦の話。
2-0の敗戦だけど、やっぱりディフェンス力の違いをすごく感じた。
ディフェンス力の違いって言葉が正しいか分からないけど、日本のディフェンスと世界基準のディフェンスの差って方がいいかも。
失点シーンが分かりやすいけど。
1失点目はファーストディフェンスが深く取りに行っているけど、その交わした後のセカンドディフェンスがただ「対応」しているだけ。
その後のパスを受けた選手にも近くにいるけど「対応」している。
この「対応」は日本独自で、現場では「ディレイ」なんて言われてすごく一般的になってる。
これ南米でプレーしてるとめちゃめちゃ怒られるんだよねw
「見てるだけじゃボール取れねーよ!」
「いないのと一緒だ!」
ってね。
2失点目なんてすごく分かりやすい。
一対一でボール運ばれて、そのまま同じ間合いで走ってる。
相手がこのレベルになれば何でもできちゃうよね。
結局ゴールへの最短距離にボール出されて後ろから走ってきた選手にゴールされる。
俺の知ってるウルグアイ、アルゼンチンの選手ならめっちゃ深いところまでボール奪いにくるか、この状態になる前に処理されてる。
「ディレイ」してる時ってすでにディフェンスは後手に回っててオフェンス優位の状態だよね。
その状態を作られてる所にフォーカスを置いてもいい時期かな。
一対一はオフェンス優位。ならその状況になる前に対処する。
そんな感じを求められる南米サッカーはなかなか奥が深くて、日本代表はその戦場で戦わなきゃいけない。
険しい道のりだな。
ちなみにウルグアイ代表は準決勝。3位決定戦共にPK負け。
ウルグアイ人に言わせると、
「ウルグアイ代表?PKは勝てないよ」
だそうですw
ではでは