こんにちは、ゼミ論を無事完成させて提出した帝王である。私にも漸く夏休みがやってきた。
ゴキブリが死ぬ直前にIQが跳ね上がるのと同様に、人間という生き物も締め切り直前に恐ろしいほどの能力を発揮したりする。
そう、あの締め切り直前1時間前の私は、キンチョールをかけられて母にスリッパで潰される直前のゴキブリ、まさにそのものであった。
あの経験を経て、私はまた一段とゴキブリの気持ちを理解することができるようになったと思っている。
多文化共生理解とはこういうことか。
まぁレポートなんて、実質締め切り直前3時間前が勝負。
その時点で半分くらいできていれば、残り半分もなんとかなる(多分)
…まぁそんなこと言ってるから、こんな人間になっちゃったんですけどね(自戒)
さて、9週目の私の記録を書いていこうと思う。
※最初に断っておくが、今回はオナ禁をして他人から褒められた話をするため、やや自慢的な話が入っている。予めご了承いただきたい。
オナ禁を始めて6週目に僕はこれまでのように”立派でまともな人間”として演じ振る舞うことをやめて、自分がこれまで就活をやってこなかったことを正直に周りに暴露するようになった(↓下記事参照)
それを始めてから自分の中で何かが吹っ切れたのもあり、怠惰で馬鹿で醜い自分を隠さず正直に周囲にさらけ出せるようになった。
そんなことを初めて3週間ほど経ったある日、会議の場で半年ほど一緒に接してきた同学年の男子からこんなことを言われた。
「帝王さんって仕事の面でもそうですけど、僕は何より人間性の面で凄く尊敬しています…女子だったら好きになっていたかもしれない…」
正直自分はそんなに立派な人間だとは思っていないが、(でも謙遜せずに本音を言うなら)これを言われた時は凄く嬉しかった!笑(こんなに正面から人を褒められる人は中々いないから、逆に彼はその点がすごいと思う笑)
だが、同時に自分がオナ禁を通じてかなり変わった点が評価されてるんだなぁと思うと、かなり嬉しくなる。
誇張ではないと思う。確かに、本当に確かに、僕はこの2ヶ月で大きく変われたと思っている。
以前の自分は他人の目を気にしてばかりだった。いつも"いい人", "よく思われる人"を演じていた。嫌われたくないから自分の意見が仮にあったとしても大衆の意見に同調していた。
でもあの頃の自分を振り返ってみると、不満ばかりだったしフラストレーションも凄く溜まっていたと思う。
でもこの2ヶ月間でそんな自分を大部分捨ててきたな、と思う。自分の意見が仮に他人と違っていても他人の目を気にせずズバッと言える人間になった。薄っぺらい綺麗事をいうのはもうやめた。
何故そんなに根本から考え方を変えることができたのか。
それは色々理由があったと思うけど、やっぱり長期オナ禁を行ってきたおかげだと感じている。
あの頃の自分は、正直猿だった。就寝前にポルノに時間を費やして絶頂に達することをほぼ日課にしていた。
それでいて、翌日大学に行けば女子の前で"まともな人間アピール"をしていた。
夜になれば彼を性欲を晴らす道具としてしか見ていないのに。
或いは女子と話す時すらそういう目で見ていることがあったのに。
それにも関わらず、僕は"そんなことには興味がない真面目で健全な人間"を演じていた。
一言で言えばキモかったな、と思う。
こんなことを言えば、いやいや今の時代ポルノを見るのなんて当たり前だよ、と言われるかもしれない。
でも2ヶ月禁欲をした僕のあくまで一個人の意見としては、それはやっぱり異常なことだと思う。
パートナーでもない、恋愛感情も抱いていない女性が誰かに抱かれているのを見て興奮し絶頂に至る。
そこにあるのは"女性を道具として扱う"感情以外に何があるんだろうか。
自慰行為そのものがやばいのではない。それは自然で生理的な行為だ。ごく当たり前の行為だ。
ただ、ポルノを見て絶頂に至ること自体が多分異常なのだ。
そして、僕がまともな人間を演じていたのは"性欲"の面だけではなかった。
“大学院に進学する”なんて周囲に豪語していたのものそうだった。
大学院を目指すにも目的がしっかり決まっている周りの友人と違って、自分の場合は”就職したくないから””就職のことを考えたくないから”が気持ちとしては9割だった。
でもそんな不真面目で怠惰な人間だと思われたくないから「就活どうなってるの?」に対して「院に進むから」と返してきた。
グループの中での立ち回りに関してもそうだった。
正直従来から僕はグループに入ればそれなりにジョークを言ったりするタイプの人間だった。
だけどそれを心から楽しんでいたか、と言われるとそうでもない。本当の自分は”面白い人間だと思われたい”、”女子から好かれたい”そう言う気持ちが先行していたんだと思う。
別に人に好かれようと努力することが悪いことだとは思わないけど、自分はどんなに仲がいい輪にいたっていつもなんか苦しいなぁと思っていたし、どんなに多くの人といても心のどこかでずっと孤独感を感じていた。
自分は確かに明るい人間だと思うけど、いつもそんな明るい訳じゃない。暗く落ち込むことだって沢山ある。
でもそういう自分を曝け出したら好かれないに違いない、と嫌われるのを恐れていた。
だがいざ外の世界に飛び出してみると、逆に今度は自分はなんて狭い殻に閉じこもって外の騒音に怯え生きてきたんだろう、と思った。
どんな自分であっても認めてくれる人は一定数いる(というより、皆良い意味でお互いに関心がない)。
初めてありのままの怠惰で醜い自分を曝け出した6月の初旬、周囲から意外と何も言われないことに最も驚いた。
それからは次第に自分ってこんな人間なんだ、っていうのをさらけ出せるようになり以前より会話を心から楽しむことができるようになったし、何より生きるのがずっと楽になったと感じている。
また、何より女子に対しての接し方も変わった。
以前、自分は彼らを"性欲の対象"としてしか見れないがそれを必死に誤魔化して振る舞っていた状態にいた(こんなこと言ったら捕まりそうだね、でも結構男子にはそういう人多いんじゃないかな)。
そうだね、これに関しては女子の方々にはわかりづらいと思うので事例を紹介していこう(唐突)。
まず、かつての自分はこんな感じだった。
(A子)「帝王君、おはよう!」
(帝王) (一瞬の気付かなかったかのようなわざとらしい沈黙の後)「お、あ、A子ちゃん、お、おはよう!(うわ〜今日もA子ちゃんめっちゃ可愛いじゃんでも昨日夜遅くまでポルノ見てたからA子ちゃんが脱いでる姿しか想像できないやばいやばい気持ちを抑えていなかったら危うく股間からおはようございます言うところだったわ…)」
はい最低。
で、今の自分がこんな感じである。
(A子)「帝王君、おはよう!」
(帝王)(爽やかな笑顔で振り向きながら)「A子ちゃん、おはよう!(A子ちゃんは今日も美しいですね…フフフ…でもそんなことで私の心は動じませんよ)」
まぁ500%くらい誇張してるけど、大体こんな感じである。
要約すると、ポルノを見るのをやめたことで女子に対しても"一人の人間"として対等に会話し、話すことができるようになったということだ。
もちろん性欲はずっと存在する(特に最近朝起きると夢精のオンパレード。たまげたなぁ…)が、女子と話すときにその性欲をちゃんとコントロールして接することができるようになった。
会話も以前より弾むし、コミュニケーションにも自信がついたと思っている。
ポルノに百害あって一利なし。
かなり報告が遅れているが、来週は10周目の記録を書いていきたいと思う。では!