Q)成長と挫折って、表裏一体なところ、ありますよね??
ちょうど先日、テレビ局の方とお話する機会があってその方が言っていた事に私、すごく共感したんですね。それはね、運のいい人って16歳〜24歳の間に大きな挫折を経験するって話なんです。その方はテレビ局でもかなり上の、つまり偉い方なんですけど、その方も私も…ま、私がその方と一緒だというのはおこがましい話なんですが。その頃は挫折の連続でした。
Q)そんな中で一番の挫折はなんでしたか?
挫折ですね…挫折をあげろと言われたら、多分キリがないと思います。ここだけの話ですけど、一番と言われると実は職業ですかね〜。つまり大学受験…ただ弟と話した時、苦労して私達兄弟を歯医者にしてくれた両親に失礼だ!と言われ反省したんですね。ただ今はあの時挫折して本当に良かったと思いますね。だからこそ今、天職だと思える歯医者になっているわけですから。
Q)先生は挫折から這い上がる時何かされましたか?
這い上がるなんて立派な事は特に何もしなかったかもしれません。いや、したのかもしれない…とにかく本当に挫折だって思うと、這い上がろうなんて思えないんですよねー。ただ前に進むしかないんです。私、思うんですけど最悪は死ぬ事で、それって必ず生まれてきた以上、避けられない事で少なくともそれに関係なければたいした事じゃないと思うし、たいした事じゃなかったんですね。今、思えばですけどね。
Q)今と昔とで、挫折に対する考え方って変わりましたか?
この歳になるとこれって挫折かな、これってトラブルなのかな、って思うとワクワクしてしまうんですね。何故ってリスナーの皆さんも共感される方、きっといらっしゃると思うんですけど、絶対、そう、必ずそれを乗り越えると新しく成長した自分がいるんです。それって確実にそうですから、聞いていらっしゃる方にそういった方がいたら、私を信じて、乗り越えていただければ私、嬉しいと思いますね。