赤い着物の偶然・・・ | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。





友が譲ってくれた赤い着物を着て
雛祭りを愉しみました。







骨董市で見つけた長羽織がクラシックで大変気に入り
かなり思い切って羽織ってみました。

家の中、限定です・・・







リメイクに使ってしまって残った黒地と白地の博多帯を
繋ぎ合わせて
銀座結びをやってみました・・・







酷い付け焼き刃の着付けはご容赦下さい。


この後、着物を解いてコート・ジャケットに
リメイクしようと思っています。










フェイスブックのプロフィールに赤い着物の画像を編集したところ
偶然にも、昨夜のTVの歌舞伎「伽羅先代萩」で乳母政岡を演じる
玉三郎丈が高貴な赤い着物を着ています。


舞台でも観ました、
人形浄瑠璃でも乳母政岡の切なくも子を犠牲にしても
忠義を尽くしお家の為、若君を守り抜く姿に涙を誘われました。


後ろ姿(文楽人形の)で嘆きを表す切ないシーンが美しいのです!


このシーンは「まま炊き」と言い、自らの手でご飯を炊く場面を
30分丁寧に美しい所作で描いており、この演目の大事な場面です。




まぁ、何とも素敵な偶然に驚きます~!

















初めの方ではこんな素敵な打掛を羽織っています。 
松の枝に雪が降り積もり、しきりに雪が舞う情景が
描かれています。


あぁ、なんて素敵なのでしょう!












高木秀樹さんの解説では
赤い着物は大変格式の高い高貴な人の為の着物であり
玉三郎丈ならではの着こなしであるそうな。



あらま、そんな事も知らないで
畏れ多くも雛祭りに頂戴した赤い着物を
ハシャイデ着てしまいました。


昨日フェイスブックのプロフィールとして
年度末までの限定で画像を取り替えました。


それで、この偶然が起こったので
大層、感激しているのです。 (^_^;)









 

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