アブシンベル神殿の移築から50年 | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

こんにちは、古布リメイク・デザイナー あきやま幾代です。


エジプトのアブシンベル神殿がナイル川の
運河建築の影響で沈没するのを回避するために
世界中の協力を得て60メートル上
200メートルナイル川から奥へと移築されてから
今年で50年となり、その様子を再び映像で視ました。


2012年6月に友と旅したエジプト旅行で
現地を訪れましたが
この様子を視て行けば良かったとしみじみ思います。

と、若い時に一度視てはいたのですが
余り現実的に捉えていませんでした・・・

  















さて、どうやって移築したかのあらましをご紹介しましょう。

3,000年前にラムセス2世によって作られたアブシンベル神殿は
1,050ものパーツにカットされ(9ヶ月かけて手作業で
ノコギリで切り分けられたのです。)

その方法の検証を現代人が3分の一の模型を作って
実際に手作業でカットしてみたり
金属棒を差し込んでセメントで固めてワイヤーで釣り上げる。
その後の接着方法は、Lj型のコンクリートと金属棒で支えてから
受ける方の部位に切込を入れて、そこへ差し込んで接合。

なんという壮大な工事でしょう!
述べ2,000人が4年半を掛けて完成させたそうです。

素晴らしいです!


最後まで心配だった事・・・
年に2度、太陽が神殿に差込み
ラムセス2世と隣に並ぶ2体の神の像にチャント
当たるのだろうか・・・

大丈夫でした、大成功です!
寸部違わぬ位置に移動できていたのですね~

感動的でした。

そんな場所に自分の足で立っていたのかと
今頃になって、感激しているんです。

いま、再び画像を見て感激を新たにしています。







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