写真は旧南幸町(柴崎町三丁目の柴中会)の山車を譲り受け改修しているときです。
平成2年頃だと思います。
写真でおわかりのように楽屋の中に行燈(あんどん)の外枠が見えます。
行燈は江戸型人形山車の二層目になるところです。
外枠には木製のプーリーがいくつも取り付けてあり「おだまき」というカラクリで行燈を上げ下げしていたものと思われます。
この改修のとき高欄は腐食が激しかったため取り除いてしまいました。
この山車は八王子の南新町の山車だったらしいです。
南新町で使われていたときは人形ではなく獅子頭が飾られていたようです。
南新町で新造されたものではなく、どこからか譲られてきたものかもしれないとのこと。
幕末か明治に作られたのかもしれませんので調べれば重要有形民俗文化財だったりするかもしれません。