感想は言うと、今までに一番体にこたえたボラです。
昨日は、二つのニーズのボラを行い、今日の午前は支援活動を行い
戻ってきました。
那智川の土石流による災害です。
津波同様、強烈な破壊力で町を襲っていました。
下流の地域は、水害が中心ですので泥出しの量も比較的少ない感じで
私たちのクループも短時間で泥を撤去出来たのですが
問題は、上流域です。
ボラ前にスタッフから写真の撮影は禁止と告げられていたのですが
多くの方にボラに来て頂きたい為に敢えて掲載しています。
どれだけの家が土石流で失わされたのかは分かりません。
この土砂の下に家があったのか…
那智の特色ですが
重機が入らない場所が多く、人海戦術を要する所が点在しています。
側溝の確保の為にも、深さ1ｍ程度の穴を掘り続けたり
埋まった排水側溝も、至難の業でした。
まだまだ、多くの家の泥出しも残っていて
埋まった場所の掘りだし、田んぼ等の瓦礫
全く、人の手がたりません。
何回も言いますが、被害は絶大です。
気になったのは、様々な団体の方も支援に入って頂いていますが
正直、経験不足です。
側溝一つにしても、開通していないにも関わらず
蓋をしていきます。
その後を私たちは、棒、ジョレン等で何度もかき出し
すべて開通させた次第ですが
やり切れない気持ちでひたすら作業をすすめました。
酷い地区は、現地サテライトを設けていますが
駐車等のスペースが確保できず、本部からの送迎です。
私が行った地区は、井関サテライト
上流側の拠点です。
保育園が破壊された場所で、緊急的に作成した場所です。
県外の方も募集しています。
まだどれだけの人が必要になるか検討が付かない位で
一人でも多くの方に支援して頂けたらと思います。
又、明日もパート2をお伝えしますが
現地サテライトで、那智町の町長さん達スタッフと
ボランティアがもめていました。
不満をスタッフにあたって何になるのか？
皆、必死なんです。
続きは明日お伝えします。