つつじ紅く 若葉さみどり 

   一歳の 足やわらかく

     ファーストシューズ


コロナ禍で、なかなか孫にも会えない。久しぶりに会うと、一歳四カ月の孫は靴を履いて歩いていた!

若葉の下の愛らしいよちよち歩き、幸福なひとときを過ごせた。


あきる野に妹訪ねともに見し

 わが地に咲かぬかたくりの花


家で過ごす時間が増え、「宮沢賢治 花の図誌」を読んでいたら かたくりの花が出ていた。

何年か前 群生する片栗の花を妹と見たことを思い出し、絵手紙に書いてみた。

つかの間の夢のようだね

 40年過ごしてふたり桜みている



今年は桜の開花が早かった。
40年目の結婚記念日、満開の桜の下で振り返る日々は夢のように思える。
時の過ぎるのは速い、夫婦ふたりとなったこれからをだいじにしよう。
 アオダモは バットの材と
        知りてより
    野球する子の いるような庭

  
  父母の残した日本庭園は管理が大変だったので、ほとんどの木や石を処分して手入れのしやすい庭にリフォームした。
  その時に新しく植えた木のひとつがアオダモである。バットの材料にしていると聞いた。
今、白い花をつけて気持ちよく風にそよいでいるが、秋には紅葉も楽しめて気にいっている。
 水盤に活けて牡丹の 二もとの
     くれない救う 雨の庭より


「クレマチス 咲いたよ」なんて
      今日の些事  人に告げたき  
                                   春の夕ぐれ


  牡丹の花が咲いた。華やかで豪華だ。
  古い木で私より年上なのに、毎年美しい大輪の花が咲く。幹は老いても花は老いず、何度も新しく咲き出すという植物の仕組みはすごい!

  クレマチス(鉄線)は、昨年 紫と白とを植えたのだが、夏の猛暑に紫のほうは枯れてしまった。
  白いクレマチスは元気にツルを伸ばし、清楚な花を咲かせてくれた。