worhadのブログ

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早くも台湾にきて10日が経ちました。

明日から授業開始です!頑張ります!



昨日、私の親戚の台湾人のおじちゃんが淡水に連れていってくれました。淡水は、台北の北にあるかつて貿易港として栄えた、夕陽と河辺がきれいな町です。ここで2つ感じたことを紹介します。



1つ。

淡水に着いたのは夕暮れ前でした。

おじちゃんが最初に連れていってくれたのがお茶屋さんでした。なじみの場所らしくゆっくりお茶を飲んで、歌を歌ったりしてました。



お客さんのおばちゃん達は日本の曲をたくさん歌ってくれました。親戚のおじちゃんもです。私も薦められたけど、歌えませんでした。なぜかというと、古くて知らない曲がほとんどだったから。でも、おじちゃん達は慣れた口調で歌ってくれました。



いくら古いと言えど、こんなにも日本の曲が愛されているのにその曲すら知らなかったということは恥ずかしく感じました。何よりおばちゃん達は台語(地元の語)しか話せなかったみたいで曲をもっと知っておけばもっと仲良くなれたかもしれないのになと思いました。



私が日本にいたころから、この場所で私(日本人)の知らない日本の曲が歌われていたのだなと思うと不思議な気分です。



もう1つ。お店に居たおじちゃんは途中でメモを渡してくれました。崩して字を書いていたので、読みづらかったんですが、こう書いてありました。



『私は5年日本人だったことがある。私が日本人として身を捧げることは選択の余地がなかった』



彼は日本統治時代のことをさしているのでした。

私はメモをみた瞬間、がーんと頭を打たれた気分でした。彼は日本のことが嫌いではないそうです。それは選択の余地のない仕方ないことだったと。

けれど、戦争で日本に統治された側の人に会うのは初めてのことでした。ああ、自分は日本人なんだなということを再認識した瞬間でした。



責められた訳ではありません。けれど自分は日本人であり先人が作った時代に生きているのだと教えられたように思います。歴史を学び今を知る。そして自分が後世にどんな時代を残したいか思考し、今を生きる。

大切だと感じました。







P.S.この後夕陽を見に行きました。とてもきれいで人がにぎわう陽気な場所でした。こちらではデートスポットらしくカップルにおすすめです☆



写真は後日挙げます!