ゴールデンウィーク前半

一人でお気に入りのラジウム泉

華の湯でゆっくり過ごした。

鏡の前で髪を乾かそうと準備していたら

少し前から隣の椅子に一人で座っていた

4歳くらいの男の子が可愛い笑顔で

いきなり、ボクのおとうさんが

「お風呂上がりのジュースは最高や」って

いっつもいうねん。と話しかけてきました。

「そう〜、ボクはどう?」と聞くと

「ほんまに最高やねん、だから多分

今、お母さんが買って来てくれるねん」と

ニコニコ顔で人なっこく話してくれました。

そこへ何も持たないママが「さっ、髪 乾かそう」と

来ました。

ボクは何事もなかった様にママにされるがまま

ドライヤーを当てられてました。

私が立ち上がり去り際に「たくさんお話し聞かせてくれて

ありがとう。これでジュースを買ってババに

お風呂の後のジュースは最高や!って言ってね。

楽しかった、ありがとう」と100円硬貨2枚渡し

お母さんに状況をお話しすると恐縮されてましたが

最初、キョトンとしていたボクは恥ずかしそうに

「ありがう、ありがとう」と照れ顔でした。

あとで(私って、まるで昔のおばちゃんやん)と

笑えてきました。

お湯に浸かった以上にほっこりしました。