景気がいいというニュースを見るたびに思うのだが・・・
本当か?
先日、あるお得意さんが急に訳のわからない質問をしてきた。
「公務員のボーナスって、いつ?」
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うちは自営業なのだが、お役所に納品しているので多少公務員の人と接点はある。
だけど、業者として納品しているだけだし、お役人の給料とかについて知ってるはずもない・・・
お役人の前で「ボーナスっていつですか?」って聞くところを想像してみた・・・
自分が想像しうる最高のドン引きした表情が思い浮かんだw
知らないと答えたあと、なぜそんなこと聞くのか聞いてみたら、
世間のボーナス支給日って、結構売り上げに影響するらしく、聞いてみたかっただけだそうだ。
話しているうちに、今月は売り上げが悪く、給料が出ないかもしれないとかいう話になった。
スーパーの総菜テナントの話だけど、家族経営を法人化したくらいの会社なので、売り上げが悪ければ給料が出ないというのは、たぶんリアルな話なんだろうって思った。
改めてそのお店に並んでいる品物を見たけど、あきらかに「高級」ではないけど、低価格な安物でもない、そういう品ぞろえだった。
別のラーメン屋さんは、4月から仕入れ価格が約2割近く増えて、売り上げは変わらないというから、実質的に消費税増税分売り上げが落ちているらしいし・・・
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今日、仕入先の肉屋さんが 昨年からさんざん値上げしてきた商品が ついに無くなったという話をしてきた。代わりの商品を探してくれたけど、いまよりも25%くらい値段が上がる・・・
うちは在庫は約2カ月分持っているので、しばらくは価格据え置きできるけど、それでも値上げは時間の問題だろう。
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成○石井が生ハムの厚さを0.01mm単位で管理している話をニュースでやっているのを見て思ったけど・・・
意味あるのか?それが最もおいしく感じる厚さなんだそうだが、
食べる人は、生ハムだけを べろべろ食うわけではないだろ?
調理法によって最適な厚さは変わるはずだと思うのだが・・・
外人がそこまで管理するのは成○石井だけだって言っる場面を見て、たぶん褒め言葉ではないと思った。
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取りとめのないことを書いている気がするが、正直に言うと、
食品において高級ってのは、希少性があるから値段が高いというだけど、それ自体が格段においしいっていうわけではない。
高級和牛は美味いけど、ちょっとでも食い過ぎれば、ただ脂っこいだけだし、マグロも同じで食い過ぎれば生臭いだけだし。
食い過ぎる方がおかしいんだって思うやつは、「すき腹や 働いて食う 飯の味」って言葉を知らないんだろう。
喉が渇いているときに喉を鳴らしながら飲む水が 一番うまいんだよ・・・
菜園で採れたジャガイモの小さい奴を 甘辛く味付けして、さいごに油でいためるように水分を似飛ばしたものを 父が作ってくれた。
うまかった。
夕方とったナスを 母が焼きナスにしてくれた。
しみじみと うまかった。
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「パパラギ」という本がある。第一次大戦前のドイツ領時代、南太平洋の何処かの島の部族長が、ドイツに行ったときに見聞きした ある種の文明批判の本だが、ビルに住むことを「岩の割れ目に住む」って言ったりしている。
都心方面に配送に行くと 時々この本を思いだす。
なんとかタワーとか、なんとかヒルズに住むってことは、つまり・・・停電すると飲む水はもちろん くそを流す水もなくなるってことなんだろう。
最悪、自分のくそを埋める土もない生活をするってことなんだろう。
北大路魯山人の魯山人夜話のあとがきに、晩年の魯山人の生活が書いてあって、自分で小さな畑を作ってそこで採れたものを 調理して独りで食っていたそうだ。
何とか茶寮というものを作って政治家や財界の人に飯を食わせていた人が さいごに辿り着いたのがそういう飯なんだよな・・・
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世の中の人は、本当に美味い食事を食べているのだろうか。
景気が良くなっているというけど、本当だろうか。
食い物屋は(自分を含めて)、本当に美味い物を作っているのだろうか。
なにもかも見せかけだけの話としか思えない。