お向かいの家のツバメが、知らぬ間に巣立ったようだ。
家の周りを鳴きながら ぐるぐる飛び回っていた。
電線に止まっている一羽の横に、もう1羽ツバメが止まった。
先に止まっていた方が 後から来た方に向かって くちばしを大きく開けて餌をねだっていた。
可愛いい・・・
お向かいさんがいたので話をした。
自分のような中年オヤジがうかつに可愛いという言葉を使うと、普通に生きている人には気持ち悪いはずだから、あまりそういう直接的な言葉は使わずに ツバメの可愛さをほめたたえた・・・
「餌をねだってますね」
「飛べるようになって嬉しいのかな?」
「(電線に止まるとき)あ、バランスを崩した!」
話している途中、ツバメのフン害について忘れていることに気がついた・・・
呑気にツバメをめでるのは簡単だけど、巣を作られた家の人は しばらくの間ツバメのフンに苦しめられるのを忘れてました・・・
気がついて、ツバメのフンについてお気の毒でしたというような感じの あいまいな挨拶をしたら、あんまり気にしてないようだった。
卵からかえった後、卵のからが玄関先に落ちていて、それがつい最近のことだったので、もう巣立ったのか・・・って言ってた。
お向かいさん、子供の時に伝書鳩を飼っていたそうで、鳥好きだったらしい。
以前、怪我をした鳩を拾って動物園に持ち込んで治療してもらおうとしたら 断られた話をしてくれた。
野鳥好きはそういう点では、あきらめが早い。
自然界の鳥が死ぬのは当然だと思っている。
怪我や不慮の事故で簡単に死ぬのが野鳥で、だからこそ生きて元気に飛んでいる鳥が可愛かったり嬉しかったりするのだけど・・・
同じ鳥好きでも、野鳥派と飼い鳥派は どうしてもわかりあえない一線がある・・・気がする。
可愛いと思うポイントが微妙にずれているのだ。
しばらくの間 お向かいさんと一緒に、ぐるぐる飛び回るツバメを眺めて、
それからタイミングを見計らいつつ
「どうもどうも」と言う訳のわからない挨拶をして、家に戻りました。
・・・
全然関係ないけど、
世の中には 鳩のギャルゲーがあるそうで・・・