9月1日のNHKスペシャルは、メガクエーク最新版であった。

 すばらしい内容のものでした。

 私は、単純化して解釈をしてみました。

 それは、地震の専門家たちが、遠くない将来、再度、地震が来るのを覚悟しろ、と言っていること。あたりまえのことですが。

 ここまでは誰でも分かるのですが、さらに元公務員として感じたことがあります。

 それは、備えを含め、役所や公助はあてにできないこと、を遠回しに言っていることです。

 役所は、かなり一生懸命やっています。でも、常識で考えても分かるように、役所にも限界があるのです。

 役所も一生懸命やっています。でも、役所というところも、自然災害を減らしきることは、とても無理です。そして、みんな分かっているのに、おおっぴらに単純化してアナウンスしたり、もっといえば、もうすぐ地震がくるぞ、などと言えない場所なのです。

 インタビューに対し、踏み込んで答えた人は、科学者と、現職ではなくて元職の公職の方。ここまでよく言ってくれた、という感想です。それでも、露骨に、もうすぐ地震が来るぞ、とは言わない。言っているに等しいですけど。

 私方がやっていることは、普段から言われている準備。ですから、台風のときも、直前に準備したモノやコトは、なにひとつありませんでした。

 NHKは、やはりすごい、と思いました。リサーチ力とか。

 ナレーションは、エースの羊くんではなく、井上二郎監督でした。 イイ番組ありがとう。


 それを承知で、来月は土佐に行く予定です。あくまで予定ですけど。