こんばんは!思いついたように書き始めるブログですが、
ほとんど自分の記録用みたいになっています。
3歳になる息子のこと。
2歳になる前から家庭でも保育園でもトイレトレーニングを始めています。
が、3歳を過ぎてもなかなか進歩せず、親子共々もう疲れ果てていました。
はっきり言ってやれるだけのことはやったと思います。
トイトレ関係の本、周りの成功者からのアドバイス、ネットの情報、保育園の先生との綿密なトイトレ計画・・・。
しかし進まず
(私)「トイレいく?」
↓
(息子)「ううん、だいじょうぶ。おしっこでてない」
※おしっこがでてたらもう遅いのだが・・・。
↓
パンツびしょびしょ
の無限ループの繰り返し。
何度泣きながらパンツを洗い、時にはそんな息子に腹が立ってつい「なんでできないの!!」と言ってしまったことか・・・。
上記のトイトレhowtoものには必ず呪文のように書いてある「おむつが取れない子は絶対いない!小学生にはいないだろう?だから母親が焦ってはいけない。本人のやる気を待て」という言葉に押しつぶされていました。
特に周りからは「失敗しても絶対怒っちゃだめよ」は、途方に暮れた私の心を余計に荒れさせました。
そして、何度も「トイトレ一旦お休みしよう」がありました。
正直いって、オムツでいてくれたら親はどれだけ有難いかということです。
外出先で「おしっこ!」と言われたら、焦りますよね。
こういった親の勝手な都合で息子は、親からのトイレプレッシャーに緩急つけられて戸惑っていたと思います。
オムツを履いているときは完全にオムツでやっていいと思っているようでした。
2歳の夏にとれるよ、3歳になるまでにはとれるよ、3歳のお誕生日を過ぎた途端とれるよ・・・・・・
こんな感じでもう八方塞りになり、私はノイローゼ気味になりました。
しかし先日、半ば諦めながらも、息子に静かに淡々と話しました。
「パンツ履きたくないの?みんな好きなキャラクターのパンツ履いてるで。トイレでおしっこできたら、●●(息子)の好きなトーマスのパンツ履けるねんで」と。
息子は
「トーマスのパンツがあるん?トーマスのパンツ履きたい!買いに行きたい」と言ってくれました。
すると、あれだけできなかったのに急に「トイレいく」と言いだすようになったんです!!!
しかも普通の大人用の便器を逆さにまたがり、シャー―――――っと。
これには私も夫も目が点でした。
どんなに悩んだか。
どれだけ息子を傷つけたか。
とても長いトレーニングでした。
なのに「トーマスのパンツ履こうよ」の一言で急に出来るようになった。
要は息子を本気にさせる一言があれば、それだけでよかったのだという事でした。
how to本に書いてある、「いつかは取れるから、子どものタイミングを待つ」ということは正しいのかもしれないけれど、私には少し疑問です。子どもは楽な方、楽しい方に自然と心が傾いていくものです。
遊びを中断してまで「トイレでおしっこしよう」と思うようなことがなければ、自然と待っていたってできるようにはなると思えません。実際に、うちの息子はそうでした。
やる気にさせる一言、背中を押す何か、そういうものを無理やりにでも親が作ってあげないと。
あくまでも自分の子供の一例ですが、トイトレを通してまた子育ての難しさを痛感しました。
いつかこれを読み返して笑い話になるといいのですが・・・・・。