構造設計が一通り終わると、細かい設計に移ります。
収納や水周りなどを重点的に検討します。
和みの木の家では、家事を効率的にこなすための
工夫があります。
一階のひろま空間に隣接して、家族全員の衣類室と
ランドリールームがあります。
両方とも間口が1間、奥行き2間の4畳の広さです。
●衣類室(ウォークインクローゼット)
細長い4畳のスペースの両側に衣類をかけるポールを
設置して、その上を棚や収納にしてすべての空間を
利用します。
両側に衣類が吊るされ、その中央を動線にするタイプで
最も効率的なウォークインクローゼットです。
通路の正面は鏡をつけて、姿見とし
上が屋根のため、小さめのトップライトを設けて
昼間は照明を必要としないようにしています。
床には床下収納です。
家族全員の衣類を一括収納して、季節ごとのコンバートも
可能にして、共有化することで、管理を一元化しました。
結果として、家事の効率性が高まります。
●隣接するランドリールーム
ランドリールームが衣類室の隣にあります。
洗濯機、乾燥機、掃除流し、掃除機、アイロン用棚
物干し用のランドリーポールが9本あります。
大き目のトップライトがあるため、天日で乾かし
不足分は乾燥除湿機で補います。
キャスターつき洗濯物ワゴンも作りましたので
寸分も遊びがないほどに機能性を追及しています。
着替えたら、ランドリールームで洗濯乾燥して
隣の衣類室に収納することで、家事動作を
最初限にしています。
これなら、奥様の家事負担を家族も応援しやすいですね。