またまたブログ更新が滞ってしまってるので、まだ書けてなかった展覧会ネタをちょっと・・・(^_^;A
少し前のことになりますが、堂本印象美術館で開催中の「堂本印象と大阪」展を見て来ました。

堂本印象といえば京都の日本画家のイメージがあるのですが、けっこう大阪との関わりも強いようで、大阪万博が開催されているこの機会に、その辺りを見ていこう・・・て感じの展覧会みたいですね。

実際に万博つながりでは、1970年の大阪万博で、印象は万国博ホールの緞帳のデザインを手がけています。

(手をつなぐ(万国博ホール緞帳下絵))
大阪とのつながりとしては、大阪拠点の織物商の図案の仕事をしていた時代もあり、こんな大阪の風俗画や

(住吉高燈籠絵巻(部分))
こんな竹久夢二風の女性画も描いていて

(九軒の女)
写真はないのですが、「いの字絵本」という夢二風の女性画を集めた作品も展示されていました。
大阪での印象の大作としては、四天王寺宝塔内壁画があったんですが、残念ながら戦災で焼失。
(写真はEXPO KYOTO オフィシャルサイトより)

もし残されていたら、印象仏画の最高傑作となっていたことでしょうね。
今回の展覧会では、この壁画の下絵が何枚か展示されていて、写真撮影OKだったので撮ってきましたが

(迦楼羅(八部衆下絵))

(乾闥婆(八部衆下絵))

(阿修羅(八部衆下絵))

(龍(八部衆下絵))
これを見るだけでも大作だったことが伝わって来ます。

(四方仏下絵)

(弥勒仏、法苑輪菩薩、大妙相菩薩 下絵)

(阿弥陀仏、勢至菩薩、観音菩薩 下絵)

(釈迦仏、普賢菩薩、文殊菩薩 下絵)

(薬師仏、月光菩薩、日光菩薩 下絵)
今も残る作品としては、輸出繊維会館の内部壁画や

(船と虹(小下絵))
チラシ表紙にもなっている、大阪玉造教会壁画の聖母マリア像

(聖母マリア(小下絵))
このマリア像に関しては、印象が実際に海外各国のマリア像を視察した上で、「日本のマリア像」として描いた物だそうで、そのため着物を羽織った姿になっているようです。

