先日の土曜日は、今年はじめての嵐山

福田美術館へ

「東山魁夷と風景画の旅　日本から世界へ」展を見て来ました。

今回の展覧会、展示会場では終始どこかでおしゃべりの声が聞こえていて、落ち着けなくて・・・(~_~;)
これまでは混雑していても、あまりこんな事はなく、客層が違うせいでしょうかね。

あと、この美術館でも紙の作品リストがなくなり、ＱＲコードを読み込んで見る方式に変わっていたりして(ﾟoﾟ;

なんか、戸惑う事が多かったですが(・・;

さて、展覧会の内容ですが、タイトルにあるとおり「東山魁夷」展というわけではなく、東山魁夷を中心に東西の風景画を集めた展覧会ということで、西洋の風景画も展示されていて、ざっと並べますと・・・
モネ「プールヴイルの崖、朝」

ユトリロ「パリのシャペル通り」

ピサロ「エラニーの積み藁と農婦」

ルノワール「コート・ダジュールの松林」

シスレー「ロワン河畔の小屋」

コロー「孤独、ヴィジャンの想い出」など

東山魁夷以前の日本の風景画としては、西洋絵画に影響を受けた近代日本画ということで、
「朦朧体」と呼ばれた、横山大観「春」（左）や菱田春草「青波舟行」（右）

風景画と言っていいのかどうかわかりませんが、菱田春草「枯野図」

山元春拳「瀞峡碧たん図」

墨の濃淡だけで描かれた、下村観山「倫敦之夜景(部分）」

また、東山魁夷と同時期の作品として展示されていた絵では、
奥田元宋「日照雨」

加山又造「月光山稜」など

で、メインとなる東山魁夷の作品は、ほとんど福田美術館収蔵品で見覚えある絵が多かったですが、初公開作品もあって、
「月夜」

「暮雲」

「秋日」

「秋深」

他に印象に残ったところでは、
「朝光」

「春暁」

「春来る湖」

「夕涼」

「山峡朝霧」など

こんな取材地マップも展示されてました

ということで、この日見たのは前期展だったんですが、後期展にはまた違う初公開作品も出てくるようなので・・・

また見に行ってみてもいいかな(^^ゞ

ちなみに、この日は雪予報が出ていて・・・

見ている間、けっこう雪が降ってました(^_^;A

帰る頃には小降りになっていて、やれやれでしたね(^0^;)

福田美術館「東山魁夷と風景画の旅」展