こっちのkinocoのブログ

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思いついたことを
ぼちぼちと・・・

相変わらずブログを書いてる余裕がなく、恒例の紅葉記事はなんとかアップしたものの、記事に出来ていないネタはいろいろあって・・・(~_~;)
この展覧会もだいぶ前に行ったのですが、会期も終わりになって、ようやく書いてます(^_^;A

展覧会タイトルにあるとおり「堂本印象の家族たち」にスポットをあてた内容なんですが、堂本印象自身は生涯独身だったので、家族と言っても兄弟姉妹とその系譜になります。
が、これがけっこうスゴくて、こんな感じの「芸術ファミリー」なんですね。

展示の方は堂本印象の描いた家族や家族をモデルにした絵が並んでいて、
写真OKの物では、妹・米子をモデルにした「婦女(下絵)」や

妹・徑子がモデルの「婦女(下絵)」

徑子の娘がモデルの「少女」

弟・四郎の娘がモデルの「少女の佳江像」

また、この「或る家族」は知人家族を描いた物だそうです

父母を描いた作品も展示されていて、これは「故父」(写真はチラシから)

写真はないのですが、男性兄弟の肖像画は、印象との関わりが書かれた説明パネルを読みながら見ると面白かったですね(^^ゞ

印象の家族が手がけた作品展示もあり、チラシに写真があった物では、兄・堂本漆軒の「ゆりの花蒔絵飾棚」


義弟であり弟子でもある三輪晁勢の作品は展示数も多く、全て写真OKで、いろいろ撮ってきましたが
これは「前庭の萩」

「能登の空」(左)と「アゲハ蝶 鳳来峡」(右)

「寒風 松原湖Ⅱ」

「蓼科高原にて」

すべて水彩画だそうですが、鮮やかな色彩ですね(^・^)

今回の展覧会、堂本印象とのつながりを意識しながら見ると、より面白くなり、思いのほか楽しめました(^^♪

☆オマケ☆
今まで気付かなかったんですが、美術館前のバス停に置かれた自販機には、堂本印象の絵が描かれてました(^^ゞ