「中信美術館」を見た後は、また少し歩いて次なるスポット「便利堂コロタイプギャラリー」へ
「便利堂」というと、あちこちのミュージアムショップで売られてる絵はがきを思い出す方も多いでしょうが(^^ゞ
世界唯一のコロタイプ印刷工房を持ち、多くの文化財複製を手がけている事でも有名です(写真は以前の便利堂展覧会図録から)
コロタイプ印刷は、もう140年あまり昔の写真印刷技術ですが、デジタル画像技術が進んだ今でも優れた面があるようで、便利堂のコロタイプ複製の代表的なものとしては、焼損した法隆寺金堂壁画
劣化が進んでしまった高松塚古墳壁画
また、複製画で相国寺への里帰りが実現した、伊藤若冲の動植綵絵も知られていますね。
と、そんな便利堂のギャラリーなんですが、
今回の展示は、星岡茶寮開設100年記念「雲と龍~中村竹四郞と北大路魯山人~と星岡のうつわ」展(写真は便利堂HP、広報誌から)
ここで、なんで魯山人なのかと言うと、便利堂四代目の中村竹四郞(左)は北大路魯山人(右)と親交があり
二人で東京に「大雅堂芸術店」を開店(写真は以前の魯山人展覧会図録から)
さらに、中村竹四郞が社長、北大路魯山人が顧問となって会員制高級料亭「星岡茶寮」を開いたことから
星岡茶寮時代の魯山人の器が、たくさん便利堂に残されているんですね(写真は便利堂X、広報誌などから)
展示では器の他に、魯山人にまつわる資料や
竹四郞が描いた絵などもありました。
ギャラリーの隣には、便利堂本店ショップがあり
相方はこちらで、魯山人のイラスト入り懐紙をお土産に買ってました(^^ゞ
という事で、行ってみたい施設は回り終えたのですが、「まちかどミュージアム」スタンプラリーのスタンプの数があと一つ足りなくて・・・
こちら京都御苑内の「閑院宮邸跡」へ
なんか、いつもスタンプラリーの数あわせで訪れてる感じで申し訳ないのですが・・・(^_^;A
この時は、まだ紅葉にも早く、少しだけ色づいてる木がありました(^・^)