2021/03/15(買い)
特定 (株)フィスコ
[東]3807
株式 現物 1,000株 232円 232,000

 

<(株)フィスコ 購入理由>

昨年だいぶ取引をした銘柄。

仮想通貨関連で200円台まで値上がりしてからは手を出さずにいたが、一度上がった後下落、その後底をついてまた上昇傾向にあり、テクニカル的に上昇トレンド継続と判断、購入した。

残念ながら目論見は外れ、その後株価は下落した…。

 

 

<株価チャート・テクニカルについて>

(1)2020年12月22日、2021年2月1日、2021年3月5日、この三か所で下落し押し目になっているが、これを結ぶときれいにトレンドラインが引け、上昇トレンドになっていることが確認できた。

 

(2)上記の目論見の上で購入したが、その後トレンドラインを割り込み下落している。

 

 

<ファンダメンタルズ・企業内容について>

(1)当社の上昇は子会社にZaifがあったため、暗号資産関連銘柄として人気があった。

だがZaifは2021年2月25日に第三者割当の株式引き受けにより、CAICAが親会社になっている。

フィスコの暗号資産との関連は以前より薄れた。

 

(2)当社の本業は金融情報サービス会社。

特に株式、暗号資産の情報に強い。モーニングスター社や株探と並び、業界での知名度はある。

 

 

<財務内容について>

(1)自己資本比率46.7%。まあまあ良い。

 

(2)連結で見ると、ここ3年間すごい勢いで売り上げが下がっている。

特に前々期と前期だが、連結で2019年12月期の売上が57億、2020年12月期の売上が11億。

原因としてはネクスグループの持分法適用関連会社からの除外があるようだが…。

 

(3)連結貸借対照表は前々期と前期を比べると、なぜか財務内容は良くなっている。

現金、売掛金含め、流動資産が増加。

 

(4)単体で見た時は、売上は増加傾向。2019年12月期が8億に対し、2020年12月期が10億。

営業利益、経常利益も黒字転換。

 

(5)単体の貸借対照表もそれなりに良くなっている。

 

 

<今後のトレードプランについて>

昨年より取引している銘柄だが、改めて企業分析をしたところ、「よく分からない」という結論に至った。

「よく分からないものに投資するな」というのは、ウォーレン・バフェットの教えの一つである。

知識のなさを棚に上げていうのもなんですが、この有価証券報告書では現金が増えた理由とか、売り上げ減の理由とか私にはよくわかりません。

 

ただ、単体で見た時の本業は良くなっていることは確認できたので、すぐにどうこうなることはないでしょう。

しばらくは様子を見たいが、状況に変化があれば売っていく。

 

また、今回はトレンドラインを引いてテクニカル重視で購入したが、今回その後下がったので、テクニカルだけ良くても価格的に割高と思うものは買わないようにしたい。

自分の中で価格に根拠を持てるものを狙っていきたい。