洛東江(ナクトンガン)の静かな川、、、
時々こちらへ来る時は、ぜひこの道を歩いてみる。
川の下流なので広く水量も多いため、風でも吹けば川はまるで海のように穏やかな波で陸地の端にぶつかってかなりぴしゃりと音を立てる。
懐かしい土道に適当に育った茂みと葦が久しぶりに訪れた友を歓迎するように手を振る。
悠々と流れる川を見ていると、いつの間にか私の心にも余裕が出てきて、人生の重荷をしばらく下ろす。
ついでに光の絵でも一枚描いてみようとカメラを取り出して持ってみるが、視野を遮る微細粉塵は玉に瑕だ。
いつからか、我々はPM2.5という「ありがたくない奴」と共に生きている。
発達した文明のおかげで、人生は便利になったのですが、また、その分諦めなければならないものもあることを見ると、
だから人生でただ得られるものはないと言っているようだ。
とにかく、久しぶりに訪ねてきた友達を迎えてくれる豊かなこの友は、いつものように今日もたやすく僕の手を放してくれない。
忙しいという言い訳で引き返そうとするが、実は私も急ぐつもりはない。
忙しく暮らしてみたところで何の栄光もなかったよ。
平らな石を一つ探して腰をくっつけて座った。
ぼんやり見るのはやっぱり 火より水の方がいいってことなのに、よし!今日はちょっと贅沢だ!
羽毛のように多い日に一日ぐらいのんびりサボったからといって、世の中がひっくり返るものではない。
忙しい時にしばらく頼るのが熟睡になるみたいに忙中閑はこうだからいい。
ところで、、、
何かが抜けているようだ。
次はカメラじゃなくてコーヒーを用意しよう。
