台割とは、いわば本の設計図である。何ページにどの記事を持ってきて、順番はあーしてこーしてというものを、一枚の紙にまとめる。んもう、本の命なのである。
 そんな乾坤一擲の台割を、作ってしまった。(台割はきると言うらしい)ふつう、雑誌などでは、編集長しか許されないこの仕事。きんくわならではの、荒行で、私にも仕事がまわってきた。台割の見方さえおぼつかないまま、エクセルのフリーズという困難を乗り越えて、なんとか仕上げた次第である。まだ、働き始めて一ヶ月もたたない、赤ちゃんに毛が生えたような私がですよ。
 これから、第何稿まで直しが続くのかと思うと不安にならなくもない。(今回書いたのは第一稿。直すと、第二稿三稿と続く)順番も、重要だが、今回はつくるのに手一杯で、あまり考慮していなかったので、きちんと直したい。

 もう一冊、並行して取り組んでいる写真集がある。最近は、何人ものカメラマンさんとお会いして、作品を拝見して回っている。先週の金曜日なんかも、とあるカメラマンさんのもとへ伺っていた。写真展をはじめ写真を見ることが好きな私にとっては、すばらしい作品の数々&ご本人様が目の前にいるというだけで、幸せを感じた。
 気づいたことは、カメラマンさんによって、まったくテイストが違うこと。写真の個性を強く意識し始めた。あー楽しいな~写真は。

「この写真集を見て、見終わったときには(読者に)写真を好きになってもらえるようなものをつくりたいね」
 きたざわさんが、帰り道に言っていた。写真集に関わることは一つの夢だったから、本当に嬉しい。

 と、きんくわさまさまな仕事生活を送っている。人数が少ないから故でしょうけどね。

 ここで耳より情報。きんくわでアルバイトまたは社員?を探してるらしい。出版社に入りたい就活生や、転職希望の方?興味を持たれた方は連絡ください。今すぐ働ける人のみらしいです。
 勝手に募集してみました。。さぁこれを見たあなた!! 友達で出版社に本気で入りたい友達がいたら教えてあげてください。