現在のハロウィーンについて思うことを非常に簡潔に書きます。書き出すと長くなってしまうので
ハロウィーンはそもそも古代ケルト民族の祭事で、キリスト教発祥の祭りではない模様です。
もちろん今のような派手さはなく、粛々と悪霊を追い出すといった種の祭りであったようです。
その悪霊を追い出すと言う行為がアメリカで変化して、仮装した子供が『トリックorトリート』を合言葉に町の人にお菓子をねだるお祭りに変化していった模様です。
そして、海を渡り日本で大仮装大会に変化して行きました。
しかし、祭りと言うのは神様を奉り豊作や豊漁を感謝、祈願するものであって。
神様不在の祭りは、祭りでなく騒乱です
そして、騒乱でふと思い付いた事がありました。
それは、江戸時代末期いわゆる幕末に関西や東海地方で同時多発的に発生した『ええじゃないか騒乱』とそっくりだと思いました。
もちろん見たわけではありませんが、仮装した若い男女がおつとめや農作業をほっぽらかして、『ええじゃないか』と取り憑かれたように踊り狂うと言うものです。
今年渋谷で起こったハロウィーン騒乱は、西洋から来たハロウィーンと日本のええじゃないかが融合していると思いました。
お祭りを楽しむことは100パーセント賛成ですが、神様や主催者不在のイベントでここまで人が集まって大騒乱が起こると言うのは、何かの前触れではないかと怖かったです。
それは、幕末のええじゃないか騒乱の後に日本で何が起こったかは僕たちは知っているからです。
まぁ、お祭りは楽しむものですが、コツとして心に一つでも感謝を持ってやるとより楽しいですけどね(^^)