禁煙のメリット・デメリット

禁煙のメリット・デメリット

禁煙のメリット・デメリットを再確認して、決意ができたら禁煙してみませんか?

Amebaでブログを始めよう!

禁煙したい!」と思っているあなた、覚悟を決めてください。


成功するためには、あなたの固い意志が重要です。


禁煙



まずは、禁煙の敵の正体を知っておくことも大切です。

禁煙の最大の敵は「ニコチン」です。
ニコチンは、神経伝達物質のアセチルコリンに分子構造が似ていて、ニコチン性アセチルコリン受容体(レセプター)に作用することで、中枢神経のドーパミン神経系、特に脳内報酬系を活性化します。
そのため、ニコチン摂取後に一時的に心地良い感覚や覚醒作用が現れます。

このような薬理作用は、覚醒剤などの依存性がある他の薬物とまったく同じです。


さらにニコチン摂取を続けると、ニコチン受容体がダウンレギュレーション(受容体の数が減ること)を起こし、ニコチンを外部から摂取しないと神経伝達が低下した状態になります。
自覚症状としては、「不安」や「イライラ」などの不愉快な気分が生じます。

これが俗に言われる「ニコチン離脱症状」です。

また、ニコチンの血中濃度の半減期は30分程度なので、ニコチンの摂取方法が「喫煙」の場合には1時間ほどで、喫煙への欲求が生じます。


しかし、 ニコチン依存による離脱症状は、一般に「禁煙開始後3日以内がピーク」となり、その後徐々に消失していきます。


喫煙依存症の場合、喫煙者が「タバコを吸うとリラックスできる」と思うのは、ニコチンの薬物作用と、離脱症状が喫煙によって一時的に緩和するからです。

そのような作用が喫煙者の認知に歪を生じさせ、習慣依存を増強します。


ニコチンの身体依存による離脱症状は、一般に禁煙開始後3日以内がピークとなり、その後徐々に消失していくのに、なかなか禁煙ができないのは、この心理的依存・習慣依存の影響も大きいといわれています。


もう一度、あなたの「禁煙の意志」を固めましょう。



喫煙には一つも良いところは無いし、あなたの健康を害するだけです。