携帯電話の鳴る音で、目が覚めてしまいました。


目覚まし時計として兼用しているので、直ぐに止めてしまいました。


またウトウトと寝てしまったのですが、半分覚醒しているようなボヤッとした頭の中で、


次の目覚まし音が、なかなか鳴らないなぁ、と思い始めたのです。



で、ハッとして携帯電話を手にとって見ると、目覚しではなくて本当に電話が掛かってきた時の


呼び出し音だったのです。


夜勤明けで帰宅して、寝てしまった時によくあるのです。


電話を掛けてきた相手には悪いのですが、目覚まし音ではなくて良かったです。


ホッとして、再び心地よい眠りの世界に入ってしまいます。


夜勤病棟は、たまにスタッフコールが鳴って病室に伺う以外は、静かに


時が流れます。


でも、ひと晩に何回かは直ぐ上の病棟で、慌ただしそうな物音が天井を


通して聞こえてきます。


急にドタドタドタッと、駆け出して行く音です。


上の病棟には、重症患者が多いので、急変がよくあるのです。


暫くすると、上の階のスタッフがやって来て、死亡診断書を貰いに


やって来ます。


そう。


病院は、生きて帰るのか、亡くなられて帰るのかの岐路を表す場所でも


あるのです。

今日は夜勤の日です。


いつも思うのですが、昼から仕事に行くのは、感覚的におかしな気分です。


行く前から、何となくしんどいな、と感じてしまいます。


これを憂鬱、って言うんですかね。


この感覚が、私と一緒にズーッと付いてくるのです。


病院の階段を上がって行くのも、足が重くて仕方がありません。


階段を上がりきって病棟の扉を開けた途端、そんな気持ちが


スッと消えてしまうのです。


これって何でしょう?