新年、明けましておめでとう御座います。


夜勤の仕事も、無事に明けて、ホッとしました。


私の従事している病棟には、六十名の患者さんが入院されて


いらっしゃいます。


その内の三分の一が自宅に帰っておられました。


三人の夜勤者で、普段は六十名を看ているのですから、


大晦日の夜勤は、大分と楽でした。


翌日と翌々日の二日間でほとんどの患者さんが、


戻って来られて、元の賑やかな病棟に戻ります。


新たな年を迎え、今年もいろいろとあるでしょうが、


皆さん、頑張っていきましょう!


今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。




今日は、夜勤の日です。


そう、大晦日の日、私は毎年夜勤です。


それは言ってみれば、仕方のないことなんですね。


女性は主婦として、正月のおせち料理を作らなければならないので、


大晦日は、男性従業員の出番です。


「除夜の鐘を聞きながら、初もうで」は、残念ながら・・・。


でも、入院されておられる患者さんは、初もうでどころか自由に外出も


出来ないのだから、それを考えてみれば、何てことは無いですね。


さあ、頑張って今年最後の夜勤に行って参ります!

患者さんの一人に、九十歳の女性がおられます。


右半身不随で認知症、車いすに乗って自分では


移動できません。


おかしなことをいつも言うので、認知症だから仕方が


ないね、と皆は納得していました。


お世話をする時は、本人に話しかけながらしているのですが、


たまたまその時は、誕生日の話になりました。


「来月、私の誕生日なの」・・・「そうなんですか。何日なんですか?」


「一月十七日よ。大きな地震があったあの日よ。」・・・「そうですか。


そう言えば、今年も大きな地震がありましたね。」


「ええ、三月十一日にあったね。」


カルテをチェックすると、誕生日は確かに、一月十七日でした。


車いす生活だからといって、認知症だからといって、相手を


侮ってはいけないよ、と教えられた一件でした。