~gold turtle of life~

~gold turtle of life~

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今日はとても強く、横殴りの雨が降った。室内にいるのに体で雨を感じるほどの音が屋根に響いた。

もしかしたら今の僕の心の中も、恐怖や嫉妬や怒りで今の外と同じように響いているのかもしれない。
この感情は、誰に向けた感情なのか?
この想いは、どこに向ければ晴れるのか?
向け用のない恐怖。行き場のない怒りや嫉妬。
心の中でまた深い霧の様にモヤモヤしてきた。
少し心の闇が強くなった気がして外を眺める事が出来ず、一人で怯えた。
雨はいつか止んで青空に虹が架かる。
この気持ちもいつか晴れて、無差別に癒してくれる様な虹が架かるのかな?

何も考えない時間は針を刻み、気が付くと雨は止んでいた。
その曇天の中から懐かしいような澄んだ青色が出てきた。
この色を見ただけでなんだか泣きそうになった。
最近空を見上げてない訳ではない。どちらかというと空を見上げてる方だと思う。でも久しぶりに見た様な気がした。
こんなに綺麗な青色を見たのは初めての気がした。
図工の時間等で色を混ぜて作ったけど、こんなに綺麗な青は作れなかった。
ふと「こんなに青って綺麗だったんだ」と独り言をつぶやいた。
何故だかこの空の色を誰かに見せたくなって写真に残した。
でも、この写真を残したとしても、この感動は伝わらない。
でも残さなきゃ…誰かに教えてあげたい…。
この空の色をこの世界で同じ様に綺麗だと思う人がいるのであれば、その人の気持ちを知りたい。そして教えてあげたい。
僕の感情は、怒りや嫉妬や恐怖は何処か雲の様に消えて無くなった。
代わりに今は、どういう風に伝えればいいか解らないけど、
僕の感情は、あの時見た綺麗な青空の様。としか言い表せない。
でも伝わると思う。たとえあの空を見てなくても…

僕は僕の事をよく知っている。

朝が苦手、めんどくさがり屋、嘘つき、臆病者、怖がり、弱い、
そんな弱い僕だから、僕は、自分を護るために鋭く尖ったナイフを握った。

臆病な僕にはこのナイフのおかげで恐れる事がなくなった。

こんな弱い僕はこのナイフで大切な人を護る事が出来た。

嘘つきな僕だからどんなに酷い嘘をついたとしてもこのナイフで黙らせた。

めんどくさがり屋の僕だから、近くにいる人間を使って僕の身の回りの世話をさせた。

もっと強い武器が欲しい。
もっと使い安い武器が欲しい。
そうしたらもっと多くの人間を僕の手下にできる。
僕は、大切なあなたをいつまでも護る事ある出来る。
僕を、襲って来る馬鹿な奴はいない
どんなに酷い嘘をついても僕を恨む者などいない。
どんなにめんどくさい事でも、僕に従う以外はない。

そう、僕は無敵になった。
僕の言うこと訊かないやつは消せばいい、消えた奴はまた別の奴を服従させればいいだけのはなし。
僕の強さはいつの間にか権力になって僕はいつの間にか王様になっていた。

僕は、ここで一番偉い人間なんだ。
そして僕は、ここで一番強い。
僕の言うこと聞かない人間はいない。
もし逆らえばどうなるか知っているから誰も僕には近づかない。

そう、僕はこの世で一番偉いんだ!!

僕の世界はいつまでも続くと思っていた。


でもそんなものはいつまでも続かなかった。

気づけば、僕はひとりぼっちになっていた。

強くなった僕に危険はなくなったが、僕には友達もいないくなった。

嘘をついても、黙らせる相手は居なくなったが、僕の嘘どころか話を聞く聞く人間もいなくなった。

強くなってから、護りたい人もいなくなった。

僕の周りに誰もいなくなったって、僕は別に寂しい訳なんてない。
僕は自由になった。
誰かの目を気にする事もない。
誰とも喋らなくて済む。
もう僕を強くするこのナイフはいらない。
僕は、僕だけの世界を手に入れた。

僕は、全てを手に入れた‥そんな気がした‥でも僕の心の中だけは空っぽになっていた。

寂しい‥恐い‥つまらない‥会いたい
誰かに助けを求めても、僕の事を見ればみんなが逃げてしまう。

僕が手に入れたかった物はこんなもんじゃない、僕は僕を守りたかっただけなんだ。
それなのに、なんでこうなってしまったの?
僕は何かを間違えたの?
全てを手に要れたはずの僕の頬を涙が落ちた。
止まらない、涙の止め方をも忘れてしまった。

僕はいつまでも泣いてしまった。
身体中の水分を全て出したようなくらいだった。
でも止まらない。
そんな僕の近くに誰かの気配を感じた。
目の前に知らない人が立って、僕に手を差し伸ばしてきた。
僕は、無性に怖くなった
僕は考えきれないほど悪い事をしてきたのに、なぜこの人は、こんなん僕に手を差し伸ばしてきたの?

でも、考えるのを止めそっと手を握ってみた。

その手は、か弱くて、強く握ってしまうと潰れてしまいそうだけれど、なぜだろう。
その手には今まで握っていたナイフにはない安心感があった。

涙も止まり、気付けば心の中には、その手の温もりでいっぱいだった。

僕はその人の顔見る事は出来ない。
僕はもう一度その人の顔見た。
その人はなにも言わずにそっと笑って僕に微笑みかけた。

僕は、急に恥ずかしくなって、もうその人の顔は見る事は出来ないだろうけど、でも忘れる事はないと思う。

あの優しい笑顔を‥







『強さ』ってなんだろ‥
誰にも負けない力の事かな‥?
でも『強さ』の漢字の中には『力』なんてどこにもない‥
よく、『強くなりたい』って聞くけど‥何の為に『強く』なりたいの?
何かを護る為?‥
何かを奪う為?‥
何かに勝つ為?‥
何かを象徴する為?‥
何かを倒す為?‥

どうして強くなりたいのか僕にはわからない‥
護りたいのなら護ればいい‥そんな事を言われても僕には関係のない事だし‥
何かに勝ちたいのなら勝てばいい‥でも勝った後に何があるの?
満足感‥そんな事の為に人との優劣をつける事しかできないの?
奪う為‥
何が欲しいの?‥
あなたは何を望んでいるの?‥
人の物を奪って楽しいの?‥
君には何が残っていくの?‥
考えれば謎は増えていく。『強さ』の意味を考えていくうちに僕の頭の中は謎で一杯だ‥
こんなに悩んでいる僕は『強いの?』それとも 、情けなる程『弱いの?』ちょっとした考えが頭の中で膨らんでいく。
強さ‥力‥勝ち‥勝利‥敗北‥負け‥無力‥弱さ
もう‥わからない‥
なんだろう‥強さってどういう事が強さの象徴なんだろう‥
僕には何も出来ない。
強さを求める君に僕は何も出来ないんだ‥
だから勝手に君の求める強さを追及して‥
僕は弱い人間だから‥
僕は弱い人間だ‥
何も出来ない無力な人間だけど僕は今の弱い僕に誇りを持っている。
何も出来ないけど誰よりも強いこの想いを持っている‥
弱い僕だからこそ誰よりも強さを求めるいるのだろう‥
求め続ければ強くなれるのだろうそう信じて僕は、また弱い僕と戦い続ける‥
終わりのなく‥形もない‥大雑把であやふやな物であっても求め続けていく。
僕だからこそ‥