金魚の絵を描くって難しい… | 金魚作家ラベンダーのぷくぷく日記

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UV・エポキシレジンや、樹脂粘土、ミニチュアの作品制作の様子や、作品紹介、販売のご案内などなど♪
最近3Dプリンターを衝動買いしたので、その格闘記録も綴っていきます(*´꒳`*)

金魚の絵を描いてみよう!と思い、

最初はレジンに入れる事ができるシールを作る

みたいに絵を描いてみようと思いました。


レジンに描ける物って何⁈

アクリル絵の具なら描ける事を知りました。


でーもー、これがめちゃくちゃ難しい‼︎

子供のころからお絵描きは好きでしたが、

アクリル絵の具って使った事が

ありません。


アクリル絵の具は水でといて使っても

そのまま使っても大丈夫。

かわくと耐水性になる絵の具です。


お水でといた感じが好きで練習しましたが、

上にぬり重ねていくと

下にぬった色がはがれてしまうのです!

(今思えばお水つけすぎ笑)

何度やってもきれいにできません。


なのでぬり重ねる時に

レジンで下の絵を固めてしまえば

絵の具がはがれないのではと思いました。

結果大成功!


※アクリルガッシュで描いていたため

絵の具がはがれていたと思われます笑

今は使い分けしてます!(成長した!)




このやり方は積層という技法だそうで、

層を重ねていく事で立体的に

見せる事ができます。

かの有名な金魚アーティストの深堀隆介さんが

世界で初めて確立された技法です。

(もしご存知ないようでしたら

ぜひご覧になってください!

とてもリアルな金魚でビックリします‼︎

今上野で個展をされています。

2022年1月末まで↑)


私のつたない画力でも

下絵と上に塗る色の間のレジンの層を

少し厚めにすると

ちょっとだけ立体的に見えますが…笑


裏側が白いタイプのシールを参考に

私の金魚は一番下を白の絵の具で

ベタ塗りします。


これをすると下の色が透けずに金魚の色が

鮮やかになるのです。

(金魚は赤が多いのですが、

下に青などの寒色を入れると

色が濁って暗くなってしまいます)


今は1匹の金魚につき

レジン+色の層を6層

描いては硬化を繰り返して制作しています。


あれから5年…

やっぱり金魚の絵を描くのは

むずかしいです!


精進、精進…(*´-`)