震災25周年記念コンサートのおしらせ☆ | 西宮・芦屋の赤ちゃん・こども写真撮影 KINGYO-PHOTOのブログ

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今日はコンサートのお知らせです!ニコニコ

Facebookの方でも先にお知らせしましたが、来年2020年1月17日、灘区民ホール(マリーホール)にて木田雅子先生のチャリティーコンサートが開催されますバイオリン

(いつも先生にはご指導されている生徒さんの発表会の撮影でお世話になっていて、今回このフライヤーの撮影もさせていただきましたFM3Aキラキラ

 

 

 

 

『コンサートへの思い』(チラシ裏面より)

「 25年前の1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こった日。私は激しい揺れと恐怖の中で娘を抱きしめる事しかできませんでした。揺れが収まり我にかえると、倒れかかってきたクローゼットが頭上15センチで止まった状態で、その上にはガラスの破片が刺さっていました。

 廊下に出ようとしても、引きちぎれたドアや飛んできた家具でレッスン室まで行けませんでした。防音のためにつけた重いドアは、向こう側に頭を下にして逆立ちしているピアノが飛んで倒れかかっていて開きません。翌日、レッスン室への壁をノコギリで切って部屋に入ると、ピアノ椅子は天井に当たったらしく砕けて薪のようになり、私の大切な楽器は12枚の破片になっていました。

 呆然としながらその破片を拾い集め、楽器ケースに入れて大阪へ避難しました。全焼した家から救出された祖母、両親、姉家族、私たち9人でワンルームマンションで避難生活していたころ、楽器を預かってくださった奥野晃久氏から「修復できるかもしれない」とお電話いただき、飛び上がって喜びました!1年近くかけて毛細血管を繋ぐような緻密な修復を施して頂き、以前と変わらぬ音が出た時の感動は忘れられません。

 震災20年目にこの楽器でCDをリリースしました。そして25年目となる2020年「震災」当時まだ新しかったマリーホールは、近隣の被災者の避難所、またご遺体の安置所でしたが、このマリーホールで、奇跡的に再生した愛器でコンサートさせて頂きます。このホールで発表会を重ねた門下生達、さらにお孫弟子さん達、お手伝い下さる弦楽器奏者の皆様、たくさんの方が集まってくださいました。今あることの、感謝と喜びをホールいっぱいに響かせたいです。

 たくさんの方のご尽力、ご協力を得て準備を進めてまいりました。「前を向いて歩こう!」をテーマに、写真家の佐々木佐知子さんが撮ってくださった東遊園地、復興された北野ホテルでのショットを本チラシに使用させて頂きました。

 2020年1月17日の私たちのコンサート、ぜひ応援にお出かけくださり私達の思いを皆様と共有させてください!

木田 雅子 」

 

 

演奏されるのは、5年前にリリースされたアルバム『朝の歌』に収録されている楽曲を中心に構成されています

(『朝の歌』のamazonのリンクを貼っておきます⇒

私も大好きなアルバムですキラキラ

生でこの演奏が聴けると思うと、今から本当に楽しみです

 

コンサートの収益はすべて寄付されるということです。

木田先生の思いがあふれるチャリティーコンサート、ぜひみなさんお出かけくださいね。