昨夜のBlog書き込み後、色々な方からメール等をいただきました。
ありがとうございます。
個人的な意見になってしまいますが、もう少し詳しく今の被災地の現状を書かせていただければと思います。

避難所と在宅の方達の隔壁。。
こんな事が起こってしまうような行政の対応に苛立ちすら感じてしまいます。
家が残っていても被災地に方々は色々な事で被害に遭っていると思います。
ですので、
全壊:半壊:被害なし=2:1:0
のような支援ではなく、せめて
全壊:半壊:被害なし=5:4:3
の様な支援にしていただきたいと思っています。
(この数字に何の根拠もありません。思いつきの数字という事をご理解下さい。。)

また集落ごとにメンタル面等も含めて、きちんと管理をしてもらえるスタッフが必要だと思います。
震災から3ヶ月、本当に東北人は文句も言わず頑張って耐えてきたと思います。
しかし、それももうとっくに我慢の限界を超えているのだと思います。

例えば『避難所に届いた物資を在宅の人にも分け与えてあげるか否か、という問題。
これに対して、どちらの意見を口に出しても問題が起こる、という現状。。
分け与えると言えば避難所の人たちから、分け与えないと言えば在宅の人たちから。。
それ程、人間関係が壊れかけ初めている、という事をどうぞご理解していただきたいです。
集落ごとに管理をするのが難しくなっている状況です。
ですのでボランティアのスタッフででも、きちんと皆の事を考えてケアの出来る体制が今は早急に必要だと思います。

そして仮設住宅の件。
仮設住宅に入ると支援を受けられないのです。。
ですから抽選で当たっても仮設住宅には入らずに鍵だけをもっていて、他の支援補助を受けられる場所に住んでいる、という状況。。
このことで抽選から漏れた人たちからも不満の声が。。
ここにも、支援補助が『ゼロ』という事から生まれる弊害があると思います。


これは僕の個人的な意見ですので賛否両論あると思いますが、

行政は『最低限の支援』ではなく『最大限の支援』をするべきと思っています。
人間、だれでも生活が苦しくなるとどうしても心に余裕が無くなってしまうと思います。
ですので僕は被災地には過剰なくらいの支援でもやりすぎという事は無いのでは、と思っています。
ただでさえ被災して大変な状況なのです。
せめて、行政からの支援は
「有り余っていてもう充分。」
というくらいでも良いと思っています。
そこから少しずつ心にゆとりが出始めるかも知れません。




思う事。
被災地以外の方々は、どうか自粛を止めて下さい。
今の状況は『自粛』ではなく『萎縮』です。

行政の方々、ぜひ被災地で生活をしてみて下さい。
現場をきちんと知って下さい。


最後に、
今回の震災での津波だけでも千葉~青森の海岸沿いのほぼ全域が被害にあっているという現状。。
高速道路を使って時速100キロで走っても6~7時間もかかる、その全域が被害に遭っているわけです。
この莫大な被災地が一日も早く復興できるよう、心から願っています。