謎のストーブ | 快速ベスパ製作所

謎のストーブ


時系列は遡ります。 半月程前に 『古い国産のストーブの芯交換は出来るか!?。ペンキを何度も塗ってあり型式とか全くワカラナイのだけど・・』 という問い合わせがありました。

>『大概、なんでも交換しているので、一度見せて頂ければ、その場で是非が分かると思います。入手できない時は芯を製作致します。』

それから、1週間くらい経って持ち込まれました。

その場でバラして芯を確認し出来る旨をお伝えしました。


wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww・・それから、撮影の為、元通りのカタチに・・・www

このストーブです。
昔から家にあって、愛着があるストーブだそうです。親父さんがカスタマイズされたそうです。



ヒントはこの【トヨセット】だけです<光で飛んでます・・
トヨトミ製ということはわかりました。現存するメーカーなので、まず、大丈夫でしょう~。



バラしました。点火ヒーターは装備されてましたが、耐震装置は無く、タンクもカートリッジ式で無いところから、察するに70年代初頭のストーブだと思います。



芯、取り出し。採寸し、近い寸法の芯を買いにいきました。


ほぼ、同じ寸法の芯は

耐熱第27種芯が適合しました。


吸い上げ部が布になっている全く同じ芯は生産されてなく、現行の芯では、ラーメンタイプのみでした。



取り付け。芯の出る分量の調整は資料が無いとムズイです。


経験値でとりあえず決め、あとにお調整は、点火して決めます。


点火。ん~、もうチョイですね~。内炎筒もバラシテ調整」するか~



バラシました。



上の傘の固定ネジが折れました・・・。
仕方ないので、折れたネジの部品ごと作りマス。


まず、雌ネジを、ナットリベットで製作。


ネジのスペーサーを切り出しセット。ほぼ、元通りに復元。
ネジを外してバラせる利点はあります~。


そうこうしてる内に、発見しちゃいました。
トヨセット RSA-10D というモデルのエンボスあり。一応、芯を調べてみましたが、絶版になってました。



お~、なかなか、良い感じで燃える様になりました~!!




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