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人工知能の性能が上がっている。

このままいけば、もっと性能が上がり、

いろいろなことを人工知能を搭載したロボットにやらせることができるかもしれない。

 

しかし、

人工知能のディープラーニングには、

人間が作った教師データが必要。

しかも膨大な量の。

 

「一を聞いて十を知る」のではなくて、

「一テラを聞いて十を知る」のがディープラーニングなのだそうだ。

 

その教師データを作るのは、

残念ながら、人間にしかできない。

でもその作業は、

ある意味単純作業に近い。

 

以前テレビで見たのだが、

めがねを掛けて、人工知能に見せると、

どのくらい似合っているか、何パーセントという数字で表してくれるそうだ。

しかし、その評価を下すために、

30万枚のめがねを掛けた人の写真に、

似合うか似合わないかを

「人間」が判定して、

それを人工知能に学習させたそうだ。

30万枚である。

3000人のスタッフで、一人100枚ずつ担当したそうだ。

そのデータを元に、

似合うってどういう感じなのかを学習し、

評価を出しているそうだ。

 

人間の、「いい感じ」「なんとなく似合わない」「かっこいい」という感覚は

理屈で説明がつかないので、

教師データを作るのは、

人間にしかできない。

 

人間の単純作業の上に成り立つ人工知能のディープラーニング。

なんか皮肉な感じがする。