待ちに待った約4ヶ月ぶりに行われたJ1
リーグ
サンフレッチェは開幕戦と同じスタメンで同じく完成度の高いサッカーを見せてくれました
今シーズンのキーマンに挙げさせていただいている川辺駿
攻守に素晴らしいプレーを見せてくれました
ボール奪取とそこからの速い展開
攻守の切り替えの速さとスペースへのランのタイミング
2点目の浅野に出したオシャレな股抜きスルーパス
やはり、川辺はボランチで輝きます
それと、レアンドロペレイラ
3点目のシュートの狙った位置とそこに正確に強いボールを蹴れる技術
ポストプレーでのキープ力
城福監督の守備戦術を厭わず実行する献身性
サンフレッチェ史上、ナンバーワンストライカーかもしれません
ドウグラスヴィエイラもポストプレーと守備の献身性と戦術理解力の高さはあるのですが、シュート技術は数段上のように見受けられます
残念だったのは、柏好文の負傷途中交代
オフィシャルよリリースはまだありませんが、モモの筋肉系で2ヶ月程度は覚悟しなければなりません
中3日で大分戦が控えていますが、この試合でサブに入っていた浅野・藤井には大きなチャンスです
浅野は途中出場で、トイメンの西に裏を取られまくりましたが、攻撃面では得点を決め、サイドドリブル突破も仕掛け、左足クロスのボールの質も良かったので、守備面は神戸戦を教訓に頭の中を整理し克服していってほしい
ただ、茶島や今季はストッパーをメインとしている清水航平も黙ってはいられない
彼らも今後の総力戦には、必要不可欠なメンバーです
大迫・佐々木・荒木・野上の守備陣は相変わらず鉄壁
それぞれ、スーパープレーも随所に見せてくれました
息をつく間もなく、直ぐに大分トリニータ戦
ワンアンカーでセンターバックをサイドに釣り出せば、イニエスタの戻りもスライドも遅いヴィッセル神戸は、昨年散々痛めつけたはずのバイタルエリア角にスペースがまだ空きやすかった
大分はそうはいかない
片野坂監督は、しっかりシミュレートしてくるはず
システムは同じで、志向するサッカーも似ている大分はやりにくさがある
しかし、今の完成度の高いサッカーであれば、いい試合が見られることでしょう