お正月ということで、おかんの話を・・・(笑)


昔は大家族だったので、料理上手だったおかんは、一人で20人前ぐらいのおせち料理を作っていました。

子供の時から料理が好きだったおいらは、よく手伝っていたんですよ。


僕が「田作り」ようの、いりこを鍋で乾煎りしている時、おかんは玉子焼き用の卵を割っていたんです

玉子焼きといっても大人数・・・30個ぐらいの卵を一度に厚焼きにします。


ゴミ箱と、ボールを持ってきて、サザエさんの歌を歌いながら

「まぁ~どぉをあけぇ~ましょ~る・る・る・よぉ~んでみましょぉ~サザエさぁ~ん」


なんて歌いながら、リズミカルに片手で、


「カンッ」「パサッ(これはゴミ箱にからを投げ入れた音)」「カンッ」「パサッ」


僕が田作りを炒り終えて、おかんのところに持っていくと、


ボールの中に

「生卵と殻が混ざって入っている(^^;」


でも、卵を割る手は止まらずに


「カンッ」「ベチョ」「カンッ」「ベチョッ」


ん!!音が違う


あわてておかんを見てみたら


あまりにもリズミカルにやりすぎたのか、途中で歯車が狂ってしまって


割った卵をゴミ箱に捨てて、殻を、ボールの中に投げ入れていたのです(笑)


それも、僕が止めるまで気が付かなかったらしく、言ってあげると笑いが止まらなくなって

キッチンから退場してしまいました(笑)


ほんまに愉快なおかんです。。