きんGO!歴史旅in京都 弐 | 小早川秀秋日記 ~ボクはここにいる~

小早川秀秋日記 ~ボクはここにいる~

古戦場の町関ケ原の史跡ガイド・観光案内・歴史語り部の関ケ原組創設者関ケ原おもてなし武将小早川秀秋。
2018年3月をもって一旦関ケ原を去りました。(2017/11/22日記参照)
関ケ原組からの嫌がらせと脅迫により現在定期活動はしておりません。
※写真の加工・無断転載禁止

小早川秀秋没420年企画

きんGO!歴史旅in京都~


続きです。


お昼です。

京のごはんは庶民的な物から高級的な物まで幅広いですが今回ごはんも王道です!!


此度はこちら!!



羽柴


うひゃ♪(*´艸`*)

金吾旅ですもの~♪京の旅一回目はやはりこちらですよ。

お昼は京料理 高台寺羽柴殿の「京ゆば膳」。

とろろ湯葉ご飯美味しいね~

餡掛けとか好きなんだよね。

お出汁文化最高。



お昼のあとは掌美術館。

利房兄上の甲冑が見られます。

ここの窓口で売られている図録は木下家的にはおさえておきたいものばかりだよ。



☆高台寺

今日の主役です。聖地巡礼ですよ。

京に来たら叔母上こと北政所様(高台院様)にご挨拶ですよ!!

木下家の中心地。木下家の聖地。我らが叔母上えええええええーいぃ!!

霊屋は叔母上が眠る場所。

美しい高台寺蒔絵の装飾は花を女性に例え世の荒波を表している。

叔母上像と殿下像は数年前に直されて今は鮮やかな姿をしているから表情がよく分かるんだ。

微笑まれている叔母上の美しさ分かります?

麗しの叔母上!!菩薩のごとき慈愛の叔母上!!

開山堂にはボクの実親、木下家定と雲照院の木像が並んでいるのだけどあまり知られていないかな。

この開山堂には叔母上の車や船の天井が使われていてボク的にはかなり推しぽいんと。



階段を上った上にある時雨亭は大坂の陣で炎上した大坂城を叔母上が見ていたと伝わる場所。叔母上はどんなお気持ちでここから赤く染まる空を見たのだろうか。ここに立つだけで泣けてくるよね、胸がぎゅっとします。

先に逝ってしまって、側にいられなくてごめんなさい、うううう…(泣)


可愛い叔母上と殿下



この後当初の予定では血天井で有名な養源院さんでしたが、この日から秋の特別公開が始まった黄梅院さんへ行くことに変更。

隆景さーん!!



黄梅院さんの門をくぐってすぐの石碑。

隆景さんや蒲生殿所縁のお寺だと書いてある石碑ですが、かめら殿向けたら顔認証した。

え?

何度ぴんとを合わせ直しても隆景さんの石碑で顔認証…

取り敢えず撮ってみた。



普通の写し絵ですねぇ…

もう一度ぴんとを合わせてみたら顔認証はしなくなりました。

その後も数枚撮りましたが顔認証したのは最初の一回だけ…


・・・隆景さん?

もしかして居られました?


黄梅院さんは写し絵禁止なので今回は写し絵はありません。

黄梅院さんは隆景さんだけでなく秀秋も小早川家の一人として祀ってくださっております。

他にも豊臣家や蒲生、織田なども祀られております。

心地好い風が通り抜け美しい庭を持つ立派なお寺です。

庫裡は隆景さん寄進、加藤清正殿が朝鮮出兵時に持ち帰った石灯籠などもあります。

朝鮮出兵した戦国武将、何かと石持ち帰り気味と思われるかもしれませんが、これは船を安定させる為に失った兵の重さ分の石とか鐘とかを乗せているのです。趣味で持って帰るわけではないのですよ…それだけ多くの人が帰れなかったってことなんだ…



☆興臨院

こちらは加賀前田家の菩提寺です。

こちらも秋の特別公開をしていたので金吾に全く関係ありませんが合わせていきました。




最後にぷらりと寄り道です。

同じ大徳寺内だから。


☆三玄院

石田三成のお墓があるお寺ですね。

10/1、この日は石田三成旧暦命日だったのです。

拝観謝絶とがっつり掲げておりますので外からそっと手をあわせました。



ボク小早川秀秋と治部は似ているところが結構ある。

400年以上語り継がれてきた関ケ原物語はボクも治部もそれは酷い言われようだった。

石田三成が見直され人気がでたのは本当にここ数年のお話。戦国無双2の影響がかなり大きかったね。

治部もボクも豊臣を思った。守りたいモノを思った。

ただやり方が違ったけれど。


せっかくお墓の近くにいるのだ。ここはただ静かに手をあわせよう。

金吾の旅の締めくくりは治部に捧げよう。

語り継がれる関ヶ原合戦、うたわれる戦国武将の生き様。真偽はあるけれど想われるボクらは確かに生きて歴史を刻んだ。


ねぇ治部…

現代は現代で大変だよ。

利のある方に人が付くのは変わらない。そこには命をかけた生死はないけれど人は400年では変わらない。

利用する者される者。

弱き者は結束力の餌にされる。

一人の者は身勝手な正義の贄にされる。

守りたいモノを守る為には力が要るのも変わらない。

貴殿の生き様に憧れながら人を貶め駒を操り、従わない者を踏み潰し己のみの高みを目指す古戦場の非情。

血塗られた地は常連により踏み荒らされ、黄色い歓声を求め欲を貪る見せかけの武者が蔓延る。


語り部は日の下に出られない。

想い謳い語らいでも日陰に居るかぎり認められない。

ねぇ治部。やっぱ理想だけでは生きていけないよ…400年経っても生きていけないよ…




こんな感じに小早川秀秋没420年企画きんGO!歴史旅in京都は開催されました。

参加して下さった方々、解説&移動にご助力くださいましたMKタクシー殿、御礼申し上げます。

小早川秀秋顕彰会管理人と関ケ原おもてなし武将小早川秀秋の全国どこかにひっそりと生息する金吾ふぁんと楽しみたいという思いの元に今後も色々企画していこうと思いますのでご興味ありましたら顕彰会あかうんとを注意してみてあげてください。


この度はご参加くださり誠にありがとうございましたm(_ _)m