映画音楽をダシにして少し語ろう その1 | 夙の三郎 オフィシャルブログ powered by 俺様

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風を知れ!
そして地の薫りを嗅ぐのだ!
さすれば血は炎のたぎりを失う事なく運命の鐘を鳴らすだろう…

もはや枷は外れた






Fame


フェイム
出演/アイリーン・キャラ
            リー・キュレーリ
            ローラ・ディーン
            アントニア・フランチェスキ
            ポール・マクレーン
            バリー・ミラー
監督/アラン・パーカー
脚本/クリストファー・ゴア
製作/デイヴィッド・デ・シルバ
            アラン・マーシャル
撮影/マイケル・セレシン
音楽/マイケル・ゴア
編集/ジェリー・ハンブリング
1980年  アメリカ映画



【ミッドナイト・エキスプレス】俺が好き… なのはジョルジョ・モロダーが作曲したサントラなんどすが!
😂
その映画の監督がアラン・パーカーどして、このオッサンはこの後に【ミシシッピ・バーニング】という似非な人道映画を監督しとったから、ちょっと評価しづらい人かなぁ…
まぁジーン・ハックマン、ウィレム・デフォー、フランシス・マクドーマンド、ブラッド・ドゥーリフ、R・リー・アーメイという奇蹟のような配役に助けられた面がデカいんやが✴️
まだ幼かったジョディ・フォスターが妖艶やった【ダウンタウン物語】は面白かったけどミッキー・ローク&ロバート・デ・ニーロなクセにオチが面白くなかった【エンゼル・ハート】とムラっ気が満開 !!!!!


 …この映画について語っとらん!
(#`皿´)
まぁ、こういうスタイルの映画が在り方や表現の違いはあれど【ラ・ラ・ランド】にまで続いとるというハリウッドの現実に日本映画界との絶望的な差を思わざるをえんわな !!!
ストーリーは当時のオフ・ブロードウェイでは定番やったらしい『成功を夢見る若者たち』(現実の自分たちと重ね併せ)を… 日本やと絶対に演技力が皆無などこぞの事務所への忖度配役で映画化したやろうが、この作品ではみんな主人公みたいなスタンスで話は展開していきやす☆
そういう群像劇が日本は苦手だよね✡️
なんか画面の全員が直立不動で、順番にセリフ回し… 全日本のサッカーと同じやないかい !!!!!

てか
主役的な立ち位置なアイリーン・キャラ
割りと好きタイプの歌手だったりします
デレデレ
小さな体に似合わんハスキーかつパワフルな歌声は『成功を約束された』存在… やった筈どすが… !!!
第53回アカデミー作曲、歌曲賞を受賞☆


















Streets of Fire


ストリート・オブ・ファイア
出演/マイケル・パレ
            ダイアン・レイン
            ウィレム・デフォー
            エイミー・マディガン
監督/ウォルター・ヒル
脚本/ウォルター・ヒル、ラリー・グロス
製作/ローレンス・ゴードン
            ジョエル・シルバー
撮影/アンドリュー・ラズロ
音楽/ライ・クーダー
編集/フリーマン・ディヴィス
1984年  アメリカ映画




殆ど同じ歳なダイアンが【リトル・ロマンス】で可憐にデビューして心奪われた俺🌠
【ジャッジ・ドレッド】でスタローンと共演したかと思えば【運命の女】や【トスカーナの休日】で "大人の女" を好演… と思ってたら【マン・オブ・スティール】ですっかりオバチャンとなった彼女(だが、それが良い!)
そんなダイアンが「いよいよ人気爆裂するか?」となった記念碑的な作品… 結局しまへんどしたが!
😅
どうやらコッポラと組んだ【アウトサイダー】【ランブル・フィッシュ】は日本でしか人気が出んかったみたいでな!(いや、本当に物凄い人気やったぞ)
同じ年代のソフィー・マルソーと双璧やったのは間違いないけど、まぁ『冗談みたいなウィレム・デフォー』を観りゃ、そらアカンわ★


話は単純そのもの!
【北斗の拳】でラオウがユリアを拐った時のエピソードを思い出しておくれやす✴️
その後にケンシロウが颯爽と現れて… あれ?  確かリハクの仕掛けた爆弾がケンシロウに被弾してユリアを助け損ねてたか☆
Σ( ̄皿 ̄ ;;
てか主役な筈の兄ちゃん、全然強そうに見えんのやが!
そうした無理があり過ぎる設定やら何やらを我がダイアンさんの熱唱が打ち消してくれる予定どしたが、やっぱデフォーが『マイケル・ジョーダンの冗談』ぐらい喰えん有り様どしてな🌎️

今、観返すと
誰も止めんかったのは何故?
観とる俺の尻が、なんでかムズムズするわ
滝汗


















Flash Dance


フラッシュ・ダンス
出演/ジェニファー・ビールス
            マイケル・ヌーリー
            リリア・スカラ
            サニー・ジョンソン
            カイル・T・ヘフナー
監督/エイドリアン・ライン
脚本/トム・へドリー
製作/ドン・シンプソン
            ジェリー・ブラッカイマー
撮影/ドン・ピーターマン
音楽/ジョルジョ・モロダー
編集/バッド・スミス
            ウォルター・マルコネリー
1983年  アメリカ映画




今じゃ学校でも授業でダンスを教えるようどすが、この映画はその嚆矢(こうし)となった… まぁ1977年にジョン・トラヴォルタ主演の【サタデー・ナイト・フィーヴァー】がありやしたが、後のMTVとかを含めた音楽やポップダンスの在り方なんかを抜本的に変えてしまった影響力は絶大どした!




勿論、モロに影響を受けたのは日本人!
🤩
この2年前にオリヴィア・ニュートン=ジョンが Physical という大ヒット曲のPVでジャズ・ダンスらしきもの(この頃に付き合ってた彼女がドハマりしとりやして、近所の教室へ通っとりましたが、たんびに迎えに行ってました… みんなレオタードで踊ってやしたよ☆)を披露した流れでの本作となっとりまして、ちょうど下火になったディスコ・ブームの受け皿みたいになったのもラッキーやったか☆

この作品からはアイリーン・キャラが歌う What a Feeling とマイケル・センベロの Maniac が大ヒット!
ただ…
センベロは元々スティーヴィー・ワンダーの裏方とかやってた人で、ヒットの影響が終焉した頃には "元の居場所" へと還っていきやしたが、アイリーン・キャラは冒頭にも書いたように【フェイム】のヒットと本作の特大ヒット&グラミー賞女性歌唱賞と2度目となるオスカー受賞で調子に乗ってしまい金銭トラブルで事実上、芸能界から干されてしまいやした!
滝汗
どういう事かというと、総売上から貰うパーセント方式ではなく一定額での報酬という形式やったみたいどして★
裁判には勝ちやしたが、拠点をヨーロッパへ移さなきゃならんかったとこを見ると、かなり「行き先を塞がれた」みたいで…
ただデヴィッド・ボウイやドナ・サマーみたいに長けた自己プロデュース能力があったらがあったかも🌍️

てか
主役のジェニファー・ビールスも "その後" がパッとせんかったねぇ…
タランティーノが企画した4人の監督オムニバス【フォー・ルームス】が再浮上の切欠になるかと思いきや…
どうも実家が富豪クラスやったのが「なんとしてでも!」ってな闘争心を煽らんかったみたいで✴️
因みに…
ジョディ・フォスターとデイヴィット・ドゥカヴニーが大学のクラスメイトらしい!





















過度な期待はしないように!

ウインク