薫風過ぎし頃 | 夙の三郎 オフィシャルブログ powered by 俺様

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風を知れ!
そして地の薫りを嗅ぐのだ!
さすれば血は炎のたぎりを失う事なく運命の鐘を鳴らすだろう…

もはや枷は外れた



あの日で止まった僕の時間が元に戻らない
壊れて散らかった部分を集めるんだけど幾つも足りないんだ
一人と独りは違うよ
知ってるかい?

君の口から溢れた愛が僕を救うなんて馬鹿げた話さ
天国に行きたいんなら勝手にしてくれ
僕は嫌だ

自分の部屋も片付けられない君が僕の稼ぎをアテにするなんて可笑しいと思わないかい?



告白すると
君が裏切ることは最初から知っていたさ
でも
一人なら妄想だけど二人なら夢になる,夢にできる
そして
君は思った通り裏切り,僕は夢のオルゴールに蓋をした
いつもの事さ









僕は偽善者じゃないけど,理想主義者でもない
Like a Rolling Stone
いや
そんな格好良く居れないな
昔『ドブネズミみたいになりたい…』なんて歌があったが"その後"の彼は,やっぱり美しくないだろ?
そんな事ぐらい
最初から知ってたさ

皆だって…
知らん顔してたじゃないか










やっぱり
止まった時間を戻せない
だって
彼女の笑顔が止まってるんだから…そんな筈ないのにね
もう手に入らない珠玉
彼女の匂いの記憶が消えていく恐怖を味わい尽くしたら僕は死ねるのか?

だったら
未だ死ぬ訳にはいかない
彼女が味わった苦しみ以上のモノなんて知らないんだから!
このまま,汚名を着た僕のままで老いてから死のう
ドブネズミみたいに…










春は嫌いだ

僕が産まれた季節だから…花の色の意味なんか考えたって無駄だよ
"其処"じゃないんだから



考える前に動け
春…もう過ぎちゃったけどね