この曲に出会ったのはスネークマンショーのアルバム、「急いで口で吸えっ!」でした。
完成度の高いこのアルバムの中には爆笑コントやザ・ロカッツというネオロカビリーバンドの曲、シーナ&ザ・ロケッツのレモンティー(こちらもめんたいロックの中ではロカビリーアプローチの曲ではあった)が聞けるし、その割にはプロデュースの面々には当時ときめいていたYMOの方々がいたのも80年代ロカビリーとそれ以外のロカビリーはきっと演者は同じロカビリーを演奏していた(いる)のかもしれないけれど、ファッション的にも音色やプロデュース的にも独特な80年代ポップなネオロカビリーが出来上がっていたのかもしれないなーなんと思ったりして。
あ、ロカビリーについて熱くなってしまい話の目的がだいぶそれてしまいました。
そんな中にそれまでのロックなにおいとは違った妖艶な香りを放つ曲が収録されていたのです。
それがサンディー&ザ・サンセッツのジミーマックでした。
当時は動画なんて見たことなかったし、スカとかソウルとかも知らなかったからこういったクロスオーバーされた曲のことがよくわからなかったんですよね。
でもだんだん歳を重ねるにつれ、なぜか私もスカバンドを経ていたり、レゲエバーのバーテンダーを経ていたり、上の世代はプログレだったり、ヒッピーだったり、結局私もロカビリーからクロスオーバーされていくんですね。
そうしていくうちに、あの時のあの曲、悪くなかったかもって家のレコード棚を探って聞き直したりして、DJで使ってみたりするとやはり反応がいいんですね。
それで街の声に耳を傾けるとサンディーのファンと言っていた人がいたなーとか、YMOや久保田麻琴のファンていう人もいたなーとか(てゆーか今調べたら久保田麻琴元旦那だしサンセッツだし)、ちょい上の人たちはちゃんと流れをご存じだったのですね。
それとは無関係にこの曲はかっこよく、そしてマーサ&バンデラスのカバー曲としても質が良く、ダンスフロア受けするので、ブルースブラザーズの教会のシーンのようにジェイクが啓示を受けたかのように私はことあるごとにスカと繋ぎ、レゲエと繋ぎ、DJで使っておりました。
でも使うのはいつも「急いで口で吸えっ!」です。
この曲が収録されたアルバムが発売されているのは知っているのですが、何となく買わずに時間がたっておりました。
それがある日、オーストラリアプレスで7インチシングル盤が存在することを知ったんですね。
その日からスネークマンショーもアルバム盤も目に入らなくなって、7インチ盤が欲しくて欲しくてたまらなくなってしまいました。
ただ、写真もアップされていない状況で情報だけが聞こえてきただけだったので、どうやってどこで探せばいいのかわからず、そこからひたすら「出てくるのを待つ」というオーロラ写真家のような状態で何年か経ちました。
「吉報は突然に」
こちらの準備も関係なくあるサイトより、プレスされたオーストラリアから出品があり、値段はいくらかかってもいいと思っていたところ今頃の新品と変わらないくらいの普通の価格だったので即決でした。
そこから第2弾の「待ち」が来ました。
オーストラリアって日本の単純に南って思っていたら案外輸送に時間かかるんですね。
20日待っちゃいました。
郵便機関がしっかり出来上がっていないのでしょうか、税関の引き渡しがしっかり出来上がっていないのでしょうか、輸送の引き渡しがしっかり出来上がっていないのでしょうか、オーストラリア人がおおらかすぎるのでしょうか。
アメリカでもヨーロッパでも2週間か10日か、早ければ1週間で届きます。
ホントに心配しちゃいました。
まあ今後は「オージーは20日かかる」って前提を念頭に入れておけばルーズとも思わないですし、イライラもしないですし、心配もしないですし、それにあんまりオーストラリアから輸入することないですもんね。
中身はきれいな盤でした!
プロデュースに細野晴臣と元旦那の久保田麻琴がクレジットされてますが、スペルミスでHaruomi Rosonoとなっており、アルファレコードって日本のメジャー系レーベルのはずなのにオーストラリアのみ発売だったから地元の安い印刷屋さんでも使ったのでしょうか笑
色んなレコード買ってきましたが、ホントにうれしかった瞬間でした。



































































