こんにちは。保険のミカタです。

 

さて、今回は引き続き香港の貯蓄型保険について、

 

少し細かく説明をしていきたいと思います。

 

さて、貯蓄型保険の積立期間は、何年くらいが理想的だと思われますか。

 

ちなみに、日本の貯蓄保険をネット検索してみたところ、

 

人気ランキングNo.1のO社の貯蓄型保険の積立期間は、

 

最短で10年、最長で80歳または終身まで、

 

選択できるようになっています。

 

また他社プランでも比較的低額の保険料を長期間に渡って

 

支払い続けるものが主流となっています。

 

恐らく、日本の場合、貯蓄プランに死亡、重大疾病や

 

ケガ等の保障が付随しているものが主流になっているため、

 

保険料を細く長くかけ続け、万一の際に備えるプランが

 

主流になっているのかも知れません。

 

または、毎月毎月、お給料の中から決まった金額を少額で

 

コツコツと貯め続け、貯蓄を習慣化することで

 

「チリも積もれば山となる」といった、貯金箱に500円玉を

 

入れていくような地道な貯蓄方法が受け入れられやすいから

 

かも知れません。

 

一方、香港の貯蓄型保険の場合、積立期間は一括支払い、

 

長くて5年、マックスでも10年が主流です。

 

また、本来5年、10年で設計されているプランを、

 

購入時に予算に応じ短縮できるオプションが用意されています。

 

短縮を選択した場合、短縮した年数に応じ、保険料の割引が適用され、

 

早く払い込みを終えれば終えるほど、

 

全体の保険料が安くなるしくみになっています。

 

貯蓄型保険は、あくまで貯蓄に特化したプランであるため、

運用資金はできるだけ早く支払いを終え、少しでも早く運用を

開始するのが最も効率的な運用方法となります

 

一方、投資ファンドのユニットを一定期間定額購入し続ける、

 

といった投資にリンクしたプランや、ガンなど指定の病気に

 

かかった場合、一括で払戻が受けられる重大疾病保障プラン等、

 

支払い期間を長く設定することで、

 

メリットが得られるプランもあります。

 

そのため、貯蓄型プラン、投資型プラン、保障型プラン等は、

 

別々に購入し、目的別に積立期間を設定するのがクリアで

 

効率的と言えるでしょう。

 

もし、今、銀行にまとまった資金が眠っていて、貯蓄型保険での

 

運用を考えているという場合は、一括払込みか、

 

または可能な限り短期の積立期間で支払いを終え、

 

できるだけ早く運用をスタートさせることをおおススメします。

 

なぜなら投資のミカタは資金と時間だからです

 

香港駐在中に貯蓄型保険への加入をお考えの場合、

 

帰国後もネットバンキング等を利用し積立を継続することは可能です。

 

資金を指定口座に準備しておく手間や、送金手数料などを考慮すると、

 

駐在期間が終わる前に手元にある香港ドルで払い込みを終えておく、

 

というのが理想的ではないかと思います。

 

 

次回も、引き続き香港の貯蓄プランについて、

 

具体的な話をつづけたいと思います!お楽しみに。