Kingfisher-KAZU おさかな大好きぃぃぃ~

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[KINGFISHER]=カワセミ(^v^)
釣りのこと熱帯魚のこと、大好きなお魚を追いかけて
今日も右魚左魚(右往左往)…


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ペルーアマゾン3日目はアマゾン河本流
 
本流はスケールが大きすぎて素人には太刀打ちできないので、
採取ではなくて見学なんです。
 
朝8時にイキトス中心街を通り、港へとモトカールで向かいます。
 
朝のラッシュの交通手段はモトカール(3輪バイクタクシー)が60%、自家用バイク30%、バス9%、自家用車1%といったところで圧倒的にモトカールが多いです。モトカールはバイクとリヤカーを合体させた乗り物で駆動輪は後輪の片方、だいたい125CCのエンジンを積んでいます。
 
モトカールが片側2車線の幹線道路を縦横無尽に走る走る。
 
モトカールが車線を無視して割り込みや斜め走行は当たり前です。右側通行のペルーでは左折するときは手信号を出して減速しますが、そのたびに追突されないかヒヤヒヤ。バスが乗降のため止まり後ろがつかえてしまうとクラクションと罵声が飛び交います。
 
これを威勢が良い、活気があると表現するか短気と表現するか、はたまた下品と表現するか…
モトカールが縦横無尽に走っても事故起こりにくいのは、圧倒的に車の数が少ないからでしょう。
 
混沌とした港に着くと、ガイドの土屋氏からひったくりに気をつけるよう言われます。
ちょっと微妙な雰囲気
 
前を土屋氏に、後ろを ピオに守られるようにして船着き場まで坂を下ります。今は乾期なので水位が下がり船着き場はだいぶ下になっています。
夢にまで見た母なる大アマゾン
トロリと土色に濁り、船やらゴミやら流木、ホテアオイでまたまた混沌としている。
 
イキトスの熱帯魚漁師の漁に同行します。
 
漁師5人がペケペケ(船外機付きの細長いボート)2艘に、我々は天幕付のチャーター船で出港。河から見るイキトスの港の規模と大小合わせての船の多さに驚きます。使い飽きた感はあるがまさしく
混沌としている。
 
イキトスにはアマゾン河本流とナナイ河、イタヤ河が交差合流するが、どこが本流なのかどこが対岸なのか中洲なのかさっぱりわかりません。
 
土屋氏に向こうに見えるのは対岸かと問えば、あれは中洲であの向こうにもうひとつ河があって対岸となるはず、雨季には中洲が消えてたぶん対岸は見えないという答えが帰ってきました。
さすが母なるアマゾン、規模が違います。
 
昨日のナナイ河の水の色とは明らかに違う「THE AMAZON」という
トロリとした河の色です。
 
※たしか「オーパ」で開高健もこんなふうにアマゾンの河を表現していましたっけ
 
漁は、2艘のペケペケで巻き網というか底引き網というか、
中洲の浅瀬に向かって網を引いて揚げます。
アマゾン本流ってこんなお水です

フラッシュゼブラ、シャベルノーズ、バルバート、ドルフィンキャット、トランペットナイフなどが中型魚。

 

小型種は、ドラス数種類、メガロドラス、わけのわからないピメロディア、ブルーカンディル、本当に噛みつくカンディル、本当に噛みつくストライプの入るカンディル、グリーンキャット、わけのわからないナイフフィッシュ数種類、わけのわからないロリカリア数種類などなどです。

画像の魚がそれほど大きくないのは輸出時のサイズを考慮してポイントを選んで網を入れているからだそうです。網も食料用の漁師の網とは違い綿素材のような網を使っています。
 
漁師は、15㎝くらいの丸顔ナイフフィッシュとサンダーロリカリアを数100尾単位でキープしていました。ドラスやピメロニアは網に鰭のとげが引っかかるので速攻捨てられています。オレは捨てられる前にトラキドラス、ネマドラス、ハッサーやグリーンキャットを網の中から拾っていました。
偶然網に入った「モンキヨコクビガメ」
持ち帰って後日食べちゃいました。
 
海の神様、河の神様、お魚の神様に今日も感謝🐟🐠🐡🦐🦀🦑🐙