鉄は熱いうちに打て
ということで、シン・ウルトラマンの感想です。
ネタバレ込で書きますので、まだ見てない方はご注意ください。
控えめに言って最高でした。
どこぞの「あとしまつ」に失敗した映画とは違い、ちゃんと見たかったものを見ることができました。
個人的な総合評価は上の上、96/100点です。
以下、その良かった点、悪かった点を書きます。
が、その前に1つ。
この作品は、オリジナルの、ウルトラQとウルトラマンが大好きな人たちが作った、とても作品愛の溢れる作品です。何度も繰り返し見て、それがひしひしと伝わりました。
それでは今回は、まず悪かった点から。
今回、私にとって残念だった点は、ほぼ全てがゾフィーに関する点です。
ゾフィーが「ゾーフィ」になっていること、金色になっていることは、正直ちょっと嫌でした。
今になって、地球に降り立ったばかりのリピアが銀色であり、その同系統上位色の金だったのかなと気付き、色についてはそこまで嫌じゃなくなってます。
ただ何より、ゾフィーの口から地球を見捨てるような言葉は聞きたくなかった。ゾフィーじゃなくても、全ウルトラマン(ベリアル、トレギア等は除く)の口から、そんな言葉は聞きたくなかった。
新たな争いの火種になりかねない、戦争の道具、奴隷になりかねない地球人を今のうちに滅ぼしておくという判断は、宇宙全体の平和を守る立場からするならば、決して間違ってはいないと思います。
でも、だからこそ口にはしないでほしかった、実行しないでほしかった。
ここは本当に難しいところです。
単純に、私はゾフィー兄さんが大好きなのでそう思うだけなのかもしれません。
ちなみに、声が山ちゃんこと山寺宏一さんなのにも少し納得いっていません。
もちろん役にあった声、演技だとは思うし、そこは素晴らしいものはあったのだけれど、なんかこう、とりあえず山寺宏一使っとけばいいみたいな風潮というか、なんというか………
何がいけない、というわけではないのだけれど、なんかこう、引っかかるものがありました。
さて、ここからは良かった点をあらすじと共にいっぱい書いていきます。
まず冒頭。
私にとって、正直ここがピークでした。
しっかりといつものマーブルでシン・ゴジラのタイトルを表示、からのシン・ウルトラマンのタイトル。
当時のウルトラQからのウルトラマンのタイトルを出すシーンのオマージュではあるんだけど、シン・ゴジラを超える作品を目指すという気概も感じられました。
そして、突然のウルトラQの怪獣登場。
ヤバい。ヤーーーバい。ヤヴァい。
元々怪獣好きな私にはぶっ刺さりました。
そして、それらの怪獣が倒されるまで、禍特対ができるまでを魅力いっぱいに、しかも簡潔に描かれていて、一気に心を掴まれました。
そんなにも怪獣の登場が日常茶飯事となった世界とは思ってなかったので、そこもまた驚きました。
禍特対は、出来たばかりのチームではなかったんですね。ちゃんと功績を上げていたのも良ポイント。
それぞれの倒し方も、オリジナルを踏襲していて良かったです。
さて、そんなこんなでネロンガが現れるわけですが、お前本当にネロンガか?っていうぐらい恐ろしく強大な怪獣として描かれていました。
よくよく考えれば、社会の重要なリソースである電気を食べ、透明になり、放電してくる巨大生物なので当然ですよね。
ネロンガのポテンシャルを見た気がする……
そんなネロンガを一瞬でぶちのめしてくれるのがウルトラマン。
銀一色の姿には驚きました。人間と同化することで、銀の光を纏うウルトラマンに、人の血の色、赤が混ざるというのは、面白いなと思いました。
そして、スペシウム光線の強いこと強いこと。さすが、基本技を必殺の技にまで鍛え上げたウルトラマンですね。ネロンガ相手の格闘戦も見たかったけど。
ここまでの戦闘や、その後の神永さんの様子で、もう我々は察するわけです。
あぁ、神永さんは子どもを助けに行った先で、ウルトラマンが降り立ったことによる衝撃から、子どもを庇って亡くなってしまったんだな、と。
それに気付いたウルトラマンが神永さんと同化(もしくは模倣)したから、あんなにも機械的になってしまったんだな、と。
それがいつどのようにしてバレるのか、我々はそれをワクワクしながら、この先を見守っていくわけです。
さぁさぁさぁ、次にやってくるのはガボラ。
パゴス、ガボラ、ネロンガが、同じスーツであることを、同族の生物兵器として、ここまで設定に落とし込んだのは見事。
ガボラの首周りのヒレを回転させなくても良かったんじゃないかとは少し思うんですが、画を派手にするには必要なのかと。それがないと、ガボラの能力地味すぎるし。
米軍の爆撃をものともせず、地中を進み続けるガボラ。宗像室長の請求は防衛省にしといてくれ、というちょっとしたコメディ要素。そうそう、特撮の政治的なギャグはこういうのでいいんだよ、聞いてるか「あとしまつ」!
しれっといなくなる神永さんも素敵でした。それもウルトラシリーズのお約束を踏襲してる感じがして。ここまで露骨ではない気もしますが。
1度目の登場とは違い格闘戦を披露するものの、ガボラもこんなに強かったっけ?と思うぐらい苦戦してる印象。
ウルトラマン自身も、禍特対や核廃棄物処理施設を守りながらのハンデがあり、ガボラもヒレドリルや二本の尻尾という強化をもらってはいますが、中々やるなぁと。
でも、ウルトラスィングや大胸筋バリアが見られてとても嬉しかったです。
パンチ一発でのされたガボラが可哀想です。
でも、ちゃんと後処理に困らないように死体を運び去るのも、またオマージュのようになっていていいね。
ガボラも自分の顔(首)が弱点なのは承知の上なんでしょうね。パンチを喰らう前にヒレを閉じて防ごうとしてますし。ウルトラマンに阻止されたけど。
ガボラを倒した後に禍特対を見つめるウルトラマンのイケメンっぷりったらないわ。
そんな騒動も束の間、禍威獣の次は外星人。
そもそも、怪獣ではなく禍威獣出し、宇宙人ではなく外星人なのもいいよね。
宇宙人は地球人も宇宙に生きてるから区別が出来ない、という理由で地球の「外」の「星」の「人」だから外星人なんでしょうね、すごいなと思いました。
ということでザラブ星人。
原作リスペクトを一番感じる辺りです。
怪電波で機器が壊れたりとか自動言語翻訳機とかザラブの服装とかそのセリフと1つ1つ一挙手一投足とか、初代へのオマージュがすぎるよ………すき……………文明を滅ぼすのが私の仕事だ…………すき…………………
ちゃんと壊れた機器を直してくれるとこもいいよね。
地味にあのペラペラな感じも好きです。あれ、ペラペラじゃなくて、透明なんですね。手が光るのはちょっとあれですけど。
演じる津田さんの声がいいのはもちろんなんですが、それ以上にザラブに合っているというか。渋さ抑えめでマイルドになっているけど、それが余計に強かさや全てを見通すミステリアスな雰囲気を醸し出していて好き。
着々と淡々と物事を進めていく当たりも、ザラブ星人らしいなと思いました。
加賀美さんの去った神永さんの車の中に神出鬼没に現れるザラブ、カッコ良すぎる。
あの社内での淡々とした会話渋くていいんだよなぁ。一度はリピアに手を引くように告げるんですよね、なんだかんだリピア、もといウルトラマンの強さは知れ渡ってるから。そーゆー駆け引きも好き。やっぱり手が光るのは好かんけど。
まぁそんな交渉に応じるわけもなく拉致られるわけですが、咄嗟に加賀美さんに助けを求めてるのカッコ良すぎませんか???(少し話飛んですみません)
そして、外星人相手にキッチリ追跡に成功して生還してる加賀美さんカッコ良すぎませんか???全てアナログで記録しているが故にザラブに引っ掛からないとは想定外。
本当に桃井タロウの父親ですか???飛電インテリジェンスの社長だったヒューマギアですか???
神永さんが特殊なインクで痕跡を残したのも、加賀美さんへの「信頼」あってなんでしょうねぇ。
見直して分かったんですけど、加賀美さんって神永さんの元同僚とは明言してないんですよね。ひょっとしたら、神永さんがリピアと同化してから見つけた、既に地球に来ていた外星人の可能性もちょっとあるよな、と思ったり。
その加賀美さんの印象が強すぎて、浅見さんの救出シーンの印象が薄い(笑)
まぁでも、相棒という言葉を理解したリピアが信頼の証として、ベータカプセルを託したのは、普通に良いなと思いました。第一声が、浅見さんがそんなキャラだとは思わなかった、なのも良ポイント。
その信頼に足る何かがあったのかと言われれば、なかったかもしれない。けど、文献で相棒という言葉を理解したリピアにとっては、それで充分だったのかな、と思ったり。人間というものの理解がまだ浅いリピアなら、考えられない話ではないかと思います。
さてさて、少し話は戻りまして、世間は神永さんがウルトラマンに変身したという動画での話題で持ち切り。追い打ちのようにウルトラマンが人類を襲い始める。
あの動画は誰が撮ったのだろう。きっとザラブが電子機器を操って撮ったんだろうけど、ワンチャン民間人が置いてったカメラの可能性も……ないか。
そのザラブの今に分かるという言葉の怪しいこと怪しいこと。それでこそザラブ。
次に現れたときには夜の町で、2度目ということもあり臨戦態勢バッチリの自衛隊を止める禍特対カッコいい。
防衛大臣の、「人を見る目だけが取り柄だったんだけどなぁ」というセリフ、いいですねぇ。
私たちからすれば、あれがザラブの化けた偽物ってことは分かりきっているんだけど、あの世界の中ではそうではない。
味方だと思われていたウルトラマンに襲われて、続々と掌返しの中で唯一ウルトラマンを肯定し、苦言を呈している方のセリフとしてはこれ以上ないし、だからこそ出世してるんだろうな、と思わされました。見事。あなたの人を見る目は間違ってなかったよ。
それにしても、今回のザラブは見事に化けましたね。私たちが知ってる、にせウルトラマンの特徴が皆無。まぁ、そりゃそうかとも思う。むしろ目をツリ目にしたり爪先上げたりしてる方が難しそうに思う。
そんなザラブとリピアとの戦闘。まず手に包まれて変身するのがカッコいいし、空中に飛ばされた浅見さんを優しくキャッチするリピアがイケメン。
街をいつもの形で飛んでゆくリピアのカッコよさったらない。空中の肉弾戦とでも言うべき取っ組み合いもカッコいいんだけど、思ったよりスペシウム光線を耐えるザラブにも驚き。
なので、どうやって倒すんだろうと思っていたら八つ裂き光輪ですよ。ここで出してくるのか、と。
スペシウム光線よりスマートに撃ってきますね。キレイに真っ二つ。被害が出ないよう(?)ちゃんと爆発してくれるし。
そういえば、たしかこの当たりでリピアの主なエネルギー源がスペシウムという説明があったような。
何故いきなり必殺光線を撃たないのか、というお決まりの質問の解答として、とてもいいと思います。その割には多用しすぎな気もするけど。
こうして、ザラブとの一件が終わり、文字通り束の間の平穏が訪れるわけですが、浅見と神永さんは行方知れず。まぁ、そりゃそうか。
と、突然の巨大浅見。
やってくれたねぇ!!見ていてニヤニヤしちゃった。ウルトラQに続いて、そんなオマージュが見られるなんて思ってなかった。感動。しかも、ちゃんと当時と同じ場所で撮ったらしいね、素晴らしい愛………!!
当然、その裏にいるのはメフィラス。
登場の仕方から、声、話し方に至るまで、メフィラスと呼べるもの、いや、メフィラスとしか呼べないものがそこにありました。
実はリピアやザラブより先に地球に来てたよ、とか後出しジャンケンのように見せつつ、ちょっとだけマウント取ってくるのなんか、オリジナルの再現度が高すぎてもう恋に落ちるかと思った。
いや、山本耕史さん素晴らしい。あなたは飛電其男メフィラスです。完璧です。
私の好きな言葉です、とか言いつつ何とも思ってなさそうなとことか、綺麗事を並べつつ自分たちの利益しか考えてなさそうなとことか、もうまさにそれなのよ。ここまでの物語全部メフィラスの手の平の上なのもさすがメフィラス。
何よりそれを公園でブランコ漕ぎながら、居酒屋で酒を嗜みながら語るところがメフィラス。
まぁ、そんな交渉に乗るリピアでもなく。手を引けと言われて手を引くようなウルトラマンはいないよね。
ここで禍特対のみんなを巻き込んでまで、メフィラスの計画を止めることを選んだリピア。ちゃんと律儀に謝る所も好きです。
そんなこんなで、ベーターボックスの奪還に成功したリピア。
ザラブの時もそうなんだけど、手だけのバンクかっこいいのよ。
そして、奪還されたことでその方法に気付き、あるいは元からその可能性に気付いていたのかは分からないけど、どちらにせよメフィラスらしく、スマートに変身を遂げていくメフィラス。変身前には、ウルトラマンのような紳士が変態的な行動に出るとは思わなかった、と皮肉たっぷり。
口調とか何も変わってないのに、結構な怒りを感じる。けれど、政治家たちの前では余裕を崩さない。そんな山本耕史の演技に感服。
ベーターカプセルの見事なスローイングをきめ、メフィラスとの戦いに入るわけですが、これがまぁしっかり互角なんですよ、さすがメフィラス。ベアハンド光線もグリップビームも完全再現。
さすがに私もこれどうやって決着つくんだ?オリジナルを踏襲するにしても、今回のメフィラスは外星人同士の争いも辞さないタイプだしなぁ……
と思っていたら、あるものを目撃して手を引いてくれるメフィラス。
引き際が潔く、綺麗に去るのも素敵なところですよね。聞いてるか二代目!
じゃあ、そのメフィラスが目撃したものは何だったのかって話なんですよ。パッと見、金色のウルトラマンに見えたそれは何だったのか。
そう、それが前述のゾーフィだったわけです。
先ほど書いたのでここでは割愛しますが、ここでゾーフィが繰り出したのは、生体兵器と化したゼットン。
ゾーフィを見て、すぐに厄介なものが来たと言ってメフィラスが地球を去るほどには、ヤバいやつとして名が知れてたわけですね。
この辺りで、たしか竹野内豊さんが出てきたはず。
シン・ゴジラも好きな私としては、これは正直いただけなかった。竹野内豊さんを起用するなら、同じ名前にして、シン・ゴジラとの共通点を持たせても良かっただろうし、そうでないなら別の人を使ってほしかった感は否めない。
と思ってたんですが、先日ある方のツイートを見て納得しました。
これは、昔の「こういう役は大体この人がやってるよね」のオマージュだと考えれば良いのだと。
すんごく合点がいった。実際、竹野内豊さんの役、演技自体はハマっていたし。
庵野さんと樋口さんなら、それぐらいのことはやってきそうだよね、とも思う。
話は戻りまして、やっぱりねぇ、ウルトラマンの締めはゼットンだよねぇ。
他の禍威獣や外星人と違い、ほぼ原型がなくなっている気もするけど、顔の形や腕のデザインなんかはしっかりゼットンだし、能力や鳴き声はゼットンそのものだった。
何より再現度が高かったのは、その絶望感ね。1兆度ってそんなにすごかったのね。
当然、突撃してもきかないし、スペシウム光線や八つ裂き光輪も無効。バリアの感じや瞬間移動の感じもゼットンのそれ。どの禍威獣もデザインは大きく変えてたりするけど、根本的な所は何も変わってない素晴らしいオマージュの数々。すごいなぁ。
ていうか何だあの多連巨大八つ裂き光輪。いちいちカッコいいなぁ。出来れば、お皿のように割れてほしかったが。
そんなわけで、敗北してしまうリピア。
当然、勝てるはずがないと思ってるわけですよね、リピアも。
リピアの敗北に絶望する一部の人類。
ただ、リピアが負けると分かっている戦いに無策で挑んだりもしませんよね。
ここで一筋の希望を託すわけです。
それも、ウルトラマンや外星人の登場で今まで培ってきた知識の自信を全て失い、心が折れた一人の青年に。笑顔で。
イケメンか???今まで見せてこなかった笑顔をここで見せるなよ、ズルいだろ。自分が、その文化の発展に介入することへの謝罪なんてするなするな。気持ちは分かるがカッコ良すぎるて。信頼という言葉を体現するんじゃないよ。
加えて、彼に残したメッセージの終わりの一文。
「ウルトラマンは神ではない。」
《ウルトラマンメビウス&ウルトラ6兄弟》のマン兄さんのあの名言がここで出てくるとは……そこまで網羅してくるとは、もう脱帽しかない。
でも、そのとおりなんですよね。ウルトラマンといえども、何でもできるわけではなく。彼だって1つの命にすぎない。
だからこそ一緒に戦いたいんですよね、リピアは。
そして、それを禍特対にも伝えたかった。
それだけのことなんでしょうね、本人としては。
そうして、その青年は奮起し、世界中の天才たちと1つの解決策を導き出すわけです。
難しい話を簡単に済ませ、自分を犠牲にしたとしてもゼットンを倒す術を見出したウルトラマン。
個人的に、要するに殴り倒せばいいんだなって理解するリピア好き。
可能性が低くても、必ず成功させると心に決め、再度立ち向かっていくリピア。こんなとこで浅見とのキスシーンなんてあったら、興ざめもいいとこよ、カットして正解。
ここでさぁ、まさかぐんぐんカットと赤い球体を持ってくるとは思わなんだ。期待と想像を次々超えてきて、もうついていけないよ………しがみついていくけどね!!
そんな原点のお約束を最後の切り札として引っ提げ、見事撃破したあとに、ダイナの最終回的展開。
失敗からのゾーフィによる救出。これもウルトラマン最終回のオマージュですね。
そんなに人間が好きになったのかウルトラマン。
案の定、ゾーフィが助けてくれて、神永と分離。
神永さんが地球に帰還(蘇生)し、禍特対の面々の前で目を覚ます所で物語は終わりを迎えます。
禍特対のみんなからしてみれば、よく帰ってきた!なんだろうけど、たぶん神永さんにはその記憶が一切ないんだよね……。浅見さんって誰ってなるよね……。切ない……。
その寂しさ、悲しみを描くのではなく暗示させるなんて憎い演出だよ。せめてみんな幸せでありますように。
とまぁ、こんな感じです。
かつてないほどの長文になってしまい申し訳ないです。
そこまでの熱量を持った素晴らしい作品だったと思ってもらえれば幸いです。
今思えば、良くなかったなぁと思う部分も、もう少しあります。
例えば、全体的に人間ドラマが薄い気もします。
浅見がそこまで神永さんを信頼するようになる理由が分からん。なんとなく、長澤まさみさんの演技と浅見というキャラクターが少しあってない気も少し。
ただ、無機質な神永さんと人間味溢れる浅見さんを対比にして描いているのかとも思う。
そして何より、そーゆーのを楽しむ映画じゃないと思うんだよね。これは、空想と浪漫、作り手の愛を楽しむ映画です。
まだ一回しか見てないんですけどね。
今週末にはimaxの予定なので、さらに追記修正する……かも。と思っていたら、割としっかり追記しました。iMAX、MX4D、ウルトラマン4K全て見て追記しました。
ゼンカイとセイバーの感想も書かなきゃ……