これではほとんど一ヶ月に一本じゃないか。

何とかせねば…

ってか姫ちゃんのリボンのDVD欲しいんですけどね…

通販とかで手に入れるしかないのかな？できればレンタルではなく購入したいんだけど…。

この前ブックオフで見つけたけどDVDBOX１が８７５０円だった。買わなかったけど（笑）

＜姫ちゃんのリボン＞

姫ちゃんのリボン第１７話「エッ！変身が戻らない」のレビュー。

タイトルはドラッグをすれば見る事のできるあぶり出し形式です。なぜか？

姫ちゃんのリボン恒例の「タイトルネタバレ」です。ま…詐欺の方が多いかな、この作品は？

↑いきなりマクナードハンバーガーというところで放課後大地君ファンクラブの会議をしている４人。

だが日々野は姫子の変身を見破ったと思ったが、そんな事はなかったという事を思い起こし、会議どころではない。

「パラソル・パラソル」っていう奴ね。

日々野も本当しつけーなー（笑）

他の３人が日々野さん！といくら言っても日々野さんはコーヒーフレッシュをコーヒーに入れ、ずっとマドラーでコーヒーをかき回している。

そこでイライラが抑えられなくなった伊藤、でもなく江藤、でもなくモブキャラの人が…

モブキャラ「あっ！あそこにSMAPのクサナギ君が！」

まだやるかそのネタ。という感じである。ってかこのモブキャラ俺好みかも…

日々野「えっ！？どこどこどこどこどこ～！？」

歌舞伎の見得を切るような感じのポーズで、必死で探す日々野。だがこの集まりは大地君ファンクラブ。よって…

モブキャラ「もう！いい加減にしてよね日々野さん！野々原姫子から、大地君を守る会の結成会議を開いているっていうのに！！あなた！クサナギ君のファンクラブに、鞍替えしたの！？」

ごもっともな意見。単に日々野が面食いなだけじゃねえか。これ今の時代でこういうネタやられると必ずビッチ扱いされる。

日々野「何を！私は大地君一本よ！」

日々野（本当はどっちも好きだけど！）

だがこの程度はまだまだぬるい。今日の日々野は…弾けた

日々野「行け行けゴーゴー、ジャーンプ！ってなもんよ！」

江藤「そのフレーズ、野々原さんの十八番なんだけど。」

これでも終わらないのが日々野さんである。

日々野「（小説を読んでいる伊藤を指さし）ちょっと！人の事いい加減とかいいながら、何SM小説なんて読んでいるのよ！？」

もちろん健全な（ではないが…）アニメでＳＭ小説が出てくる事など考えられない。伊藤が読んでいたのは…

↑SF小説である。

だが何気ないように見えて、重要な会話がそこにはあった。

伊藤「知らないんですか？Science Fiction。」

日々野「しっ…知ってるわよ…。あのパラソルワールドって奴でしょ？」

伊藤「パラソルワールド？会長が言っているのは、パラレルワールドじゃないんですか？」

その言葉を聞くや否や…

↑画面いっぱいにドヤ顔を披露してくださる日々野さんであった

姫子の家では、ポコ太が「パラレルをパラソルと間違えるなんて、傑作だね！」と爆笑。とにかく２人でフラグを立てまくる。

その後…「ねえ、来週どうするのさ？」と聞くポコ太。

姫子「来週？」

ポコ太「やだなぁ、来週は姫ちゃんの誕生日じゃないか！」

いつが誕生日なのか、気になる誇り高きAだったが…

↑３１日だろうが紛らわしい。「たんじょうび」と書いてあるのは２４日のところじゃないか！

でも「１３さい」って書いてあるのは３１日のところだから…

正解は…

1980年1月31日

だそうです。じゃあ姫子は今３２歳じゃないか。俺よりもずっと年上だ。

姫子「そうだった！ここのところ色んな事があって、コロっと忘れてた！」

おい。どう考えても中学１年生の子が色んな事で忘れるハズがないだろ。ま…そういう人もいるのかな。

母親に忘れられているのではないかと懸念する姫子だが、そんな事はなく、母親は娘の誕生日を忘れる訳がなかった。パーティーに何人呼ぶかを聞いてきて、姫子は嬉しくなったという。

姫子、かなり育ちが良いんだな。

そう…人の心や感性には家庭環境が与える影響が多い。それゆえ、教育で補えない部分はあまりにも大きいのだ。

一方、久々にこの人が出てくる。

編集長「貴様は何年カメラマンをやってるんだ！何が世紀の大スクープだ！こんなもの…！」

カメラマン「は…はい。」

カメラマン（バーコードめ、いつか目に物見せてやる。）

相も変わらずロクなスクープを持ってこないカメラマンに対し、編集長は怒鳴るばかり。

だがそこに一通の電話が…

カメラマン「はい。週刊オーカス。あっ！君は日々野ひかる！」

日々野「あーら。よく名前まで憶えててくれたわね。ま、かわいいから忘れる訳ないわよね。」

カメラマン「（無視して）クサナギ君の件、どうしてくれるんだ！こっちはこの前部長に大目玉くらったんだぞ！」

そこで日々野と電話越しにではあるが騒いでいるところを編集長に怒鳴られる時に出た名前からして、

カメラマン＝篠山（しのやま）である事がわかった。

日々野が特ダネを持ってきたというから、篠山は仕方なくそれを聞く事とする。あまり期待はしていない訳だが…。すると日々野の第一声は…

日々野「実はね…魔法使いがいるの。」

篠山「今日中にやらなきゃいけない仕事が溜まっているんで、これで失礼。」と言って電話を切ろうとするが…

日々野「ちょっと！信じてないわね！…わかった。他の大手のところに持っていくわ。」

篠山「待って！待ってくれ！話だけでも、聞かせてくれ！」

日々野「いい？その魔法使いが、この前の剛君の一件絡んでいるのよ。あの剛君は、魔法使いが変身した、偽物だったのよ。」

篠山「えっ！？」

日々野「とにかく、本当の呪文もわかった事だし、今から野々原さん家にいくから、あなたも来なさいよ。」

淡々と話す日々野だが、姫子からしてみたらこれは大ピンチである。

だが篠山もそろそろその話を信じ切ったようで…

篠山「だが今野々原さんの家にいったところで、彼女も警戒しているんじゃないか？リボンを付け替えたりとか…。」

日々野「へぇ…あなたなかなか良い事言うわね。」

篠山「それよりさ…その魔女を罠にはめるってのは…どうだい？」

ここからが今日の本題。どんな罠なのか。そしてその罠にはまるのか？

その頃姫子は…

姫子「愛美にいっちゃん、有坂君もＯＫだし…後は大地でも呼んでやるか。人数多い方が楽しいし。」

別に誰も見てないんだからそんなわざとツンデレっぽく言わなくてもいいじゃないかと思う誇り高きAだったが、姫子はもちろん日々野と篠山の企てを知る由もない。

そこで母親に買い物を頼まれ、大地は直接誘おっと…と考えつく姫子だが…

大地「無理だって言ったんだよ。」

ちなみにこのシーン、大地と同時に鉄棒も動いているように見える。

大地「悪いけど明日は一日中サッカーだ。商店街のおじさんチームから助っ人を頼まれてるんだ。」

姫子「パーティーは５時からだよ。」

大地「こう見えても俺、風立中のカズって呼ばれてるんだ。」

カズ、とは言及こそされなかったが、おそらくキング・カズこと三浦知良選手の事だろう。

大地「夜から祝賀パーティーって事さ。」

姫子（こいつは…）

大地「それに俺、昔っからその手の堅苦しいパーティーには出席しない事にしてるんだ。」

姫子「全然堅苦しくないよ。来るのは有坂君に愛美にいっちゃんだもの。」

おいおいどう考えても祝賀パーティーの方が堅苦しいに決まってるだろ（笑）

姫子は大地に気がある事間違いなしだが、大地はこの時点ではまだまだ単なる友達、とくらいしか思ってないみたいですなぁ。

大地「ま、俺に祝ってもらいたいっていう気持ちはわからなくもないけどな。」

すると…

姫子「じょ…冗談言わないでよ！誰が大地に祝ってほしいって言ったのよ！偶然近くを通りかかったら、一人ぼっちで鉄棒なんかしてるから、同情して誘ってやっただけよ！！」

ツンデレのテンプレだなコリャ。

ただしこの時代にはツンデレという概念は存在するかと言えば存在はしていたのだろうが、言葉はなかったと考えられる。

当時ではこの台詞はまだまだフレッシュネスだったのだろうが、今となっては姫子の今の台詞は間違いなく…

クリッシェイとなるだろう。

しかも大地は大地で…

大地「同情なんかで誘ってもらいたくないね！」

フン！と言って姫子は買い物に出かける。大地は少し言い過ぎたか、というような表情をしたが、その横から

テツ「いいのか？あんな事言って…。」

大地「テツ！遅刻だぞ！」

テツ「かなり怒ってたぞ。助っ人は俺に任せて、パーティー行って来たらどうだ？」

大地「バーカ。パーティーなんかよりもサッカーの方が面白いに決まってるだろ！」

パーティーに来る素振りは見せない大地。テツは結構いいキャラしてるよ全く。

帰宅しようとする姫子は１人でブチブチと文句を言っている。「サッカーはいつでもできるが、野々原姫子の１３歳の誕生日は１回しかない。」と…

全くその通りである。ただ大人になっていけば大人になっていくほど…その理屈は通用しなくなる。

だがそこに…

日々野「おかえり野々原さん。あんまり待たせないでよね。」

かなりたじろぐ姫子。あの時諦めた訳ではなかったのかとここで初めて気づく。そして日々野の用意した罠とは一体！？

日々野「パラレル・パラレルだったかしらね、あの呪文。」

いきなり揺さぶりをかける日々野だが…

罠でもなんでもないじゃん！

そう。早とちりはよくありません。まだ罠はでてきませんよ。

どうやって日々野を振り切ったかという描写はなかったが、その次に自室のシーンとなり、ポコ太が呪文がばれたの？と言って、仰天する。

それだけではなく、日々野は

「明日午後４時公園で写真週刊誌のカメラマンと会って、リボンの秘密を話す」

と言ったらしい。

ポコ太「姫ちゃん！」

姫子「ポコ太！」

２人は日々野に秘密がバレた場合、一生話す事ができなくなるため、お別れの抱擁をした…訳ではなく、ここからどうやってカメラマンと日々野さんを会わせないようにするか、打ち合わせた。

そして場面は野々原家のすぐ近くに停めてある車に…

日々野「野々原さん、そうとう動揺してたわ。」

篠山「後はエサに食いつくかどうかだな。」

ピキーン☆って音を立ててメガネが光り…ＣＭ…になりそうでならなかった。

翌朝になったが、結局何も思いつかなかった姫子とポコ太。徹夜したらしい。

そんな事に徹夜？と思うかもしれないが、友人（ポコ太）との関係を引き裂くような事となるから、友達思いの姫子なら当然だろう。

そこに父親が入ってきて、「撮影が長引くから、５時からのパーティーを６時からに変更して欲しい」との連絡が入った。

もちろんそれは構わないという姫子だが…そこで「そうだ。それよ！」とアイディアが思いついた姫子。

そして…

姫子「行け行けゴーゴー、ジャーンプ！！」

その流れ、訳わからん！

今に始まった事ではない。これはカオスアニメだと何回も言っておるじゃぁないか。

アイキャッチを挟んだ後、画面に映るのはこの２人。

日々野「来るかしら。」

篠山「絶対来るさ。」

何が？と思っていると…

↑電話である。

さて、ここら辺で日々野と篠山の仕掛けた罠が段々と見えてきましたねぇ～。

篠山「はい！週刊オーカス編集部！」

日々野「あの…日々野ひかると申しますが、カメラマンの篠山さんお願いします。」

さて、日々野ひかるからの電話だが、篠山の横に日々野ひかるがいるのは、画像でおわかりになるだろう。とすると…この電話は誰の電話なのか…

当然…

↑日々野ひかるに変身した姫子である。

内容はというと…

「急用ができたため、時間を４時から３時に変更して欲しいとの事。」

篠山はそれを承諾した。

姫子の作戦はどういうものなのか…それは…

①姫子は、日々野ひかるに変身する。

②本物の日々野ひかるが篠山に会う時間が４時なので、自分がそれよりも早く、３時に待ち合わせをする。

③そして日々野ひかるとなった姫子が、あの話はなかった事にする、というような内容の事を言う。

というものであると推測する事ができる。

ただしこの作戦、姫子にはよくありがちな、浅はかな作戦。中１らしい…とても素晴らしい作戦である。

主人公最強だぜ！みたいなノリではない、穴のある作戦。

というのは、

仮に③まで成功したとして、その後はどうなる？本物の日々野ひかるが篠山に何か言えば、

また振り出しに戻るのではないか？

というよりも…

ますます良くない方向に進むのではないか？

例えば他の人にも知れ渡る噂が出てきたり、だとか。

先延ばしにすればするほど、地獄を見る可能性が上がるという事を、姫子は忘れているのだ。というか、目先の事だけどうにかしたいのだ。

ま、俺もそういうところあるから、しゃあないぜ！

時刻は２時３０分。とうとう出陣の時…その前に実はギャグシーンがあったが…割愛させていただきまする。

このアニメ、こういうところで緊張感を高めるのが上手いですよね、ってのは…

エリカ「ダメよ！姫ちゃん！それは罠よ！言っちゃダメ！！」

叫び続けるエリカ。もう万事休すだ。

姫子は公園のトイレで日々野に変身し、篠山の待つ噴水前に向かう。そしてその後ろには…

日々野「私に変身した野々原さん、本当に来るのかしら。」

お分かりいただけただろうか。日々野さんと篠山の作戦。

そして遂に…

↑姫子が来てしまった。

一体どうなってしまうのか、姫子は…

＜次回に続きます＞

ごめんなさい（汗）

野々原vs日々野・篠山＜Ep-17 A＞