私は説明書をあんまりじっくり読むタイプでもなく、
届いた際に偶然、DMMのCMを見て「立体データがいるじゃないか」と思い、
絶望していたわけです。
■ところが、それを予期してか(多分、絶対違うw)
なんとなく封を切ってみると、なんとテスト印刷が出来ることが判明しました。
ちなみにそこそこサイズはでかいです(200×200×200)。
「3Dプリンターが部屋のお荷物になるとは…」と絶望していた私ですが、
すぐさま電源を入れ、テスト印刷してみることにしました。
■初期設定が必要だったのですが(当たり前w)、
今振り返ってみると、この「パーソナル3Dプリンタ ダヴィンチ da Vinci 1.0
非常に簡単でした。現在、私は3台目の3Dプリンターを所有していますが
(結構、種類があるんです)、設定のし易さは断トツで一番良かったです。
というより、ここで勝手が分かったので、これが一台目で運が良かった。
■かくして設定が完了して、すぐさまテスト印刷を試みました。
フィラメントカートリッジ
(なんと私はカートリッジの存在も忘れていましたw)助かりました。
今思えば、ここにもありがたい仕様がありました。日本語対応していた点です。
2台目に購入した3Dプリンターは日本語対応しておらず、液晶画面もなかった
ため、使い方をネットで調べたりと非常に苦労させられました。
2Dプリンターと比べるとうるさいかな?と思いましたが、そんなこともなく、
ウィン音は普通です。(※但し、プリントするものの細かさによります。
テストデータは全体が均一で単純作業で印刷できるものなので、音が一律でした。
細かいディティールのものは、少々細切れのウィン音がやかましいと感じるかも)
■下から徐々に形が出来てきました。実の所、3Dプリンターについて
どう印刷するのかが分かっていなかった私は、この作業でも感動してしまいました。
3Dプリンターの印刷工程は粉を下から積み上げていくようなイメージです。
雪祭りの雪像作りのイメージだったので、下から徐々にカタチを積み上げていく
手法には「なるほど!」と思わせられました。確かにこうすれば中身の造形も可能ですし、
雪像のように周りから削った時の「削れ」「崩れ」が防げますしね。
■かくして数分後、初の3Dプリント作品が出来ました。
デザインは私ではないですが、「私にも出来た!」という謎の感動(笑)がありました。
取り出して手にしてみると少々の目の粗さはあるものの、フィギュアのパーツを作ったり
するには充分なクオリティです。試しに研磨してみましたが、フィラメントの素材は削りやすく
瞬く間にクオリティが上がっていきました。
「これは…使える!」(何に?w)
■興奮冷めやらぬ私は、説明書をちょいと読んで、3Dスキャンの機能があることを知り、
試してみることにしました。一体、このマシンはどこまでの立体物をどれほどの精度で
コピーし再現することが出来るのか?