セルフ・コンパッションについて初めて耳にしたのが2020年春。

初めてMSC講座を受けたのが2020年7月。

2020年12月から週次実践グループに参加し、セルフ・コンパッションの実践を続けて3年半近く経った。

 

マインドフルネスに出会って、8年程。

始めては辞め、続けられない長い期間経て、、、

ほぼ毎日1時間半の瞑想を続けて1年半が過ぎた。

 

 

マインドフルネス、セルフ・コンパッションは続けてこそ意味がある。

それはわかっていても続けられない、、、

 

誰もがやる気満々であろう新人研修で「やる気が感じられない」と講師に言われるくらい

自他認める「サボリ魔」の私(汗)が、

マインドフルネス、セルフ・コンパッションを続けられているコツを三つご紹介します。

 

1. 意図を持つ

マインドフルネスもセルフ・コンパッションも意図のトレーニングです。

逆にいうと、「意図を持っている」だけで、かなりの効果があります。

さらにいうと、意図を持って日常生活を営まない限り、いくら瞑想をしても意味がないです。

 

そもそも、なぜマインドフルネス、セルフ・コンパッションを練習しているのか?

ここで、実際に、自分と相性が合いそうな講師が主宰する講座に参加することが非常に重要です。

 

講座に参加することで、身体が覚えていきます。

本当に役に立つんだ、自分の為になるんだ、というのを身体で覚えます。

 

同じような経験や価値観を持っている講師だと、共感しやすく役に立つという感覚を得られやすいです。

同じことでも捉え方も実施方法も全く違います。

 

例えば、我が家はキャンプが好きです。

我が家のキャンプは、2歳5歳を連れて自転車で移動し、バックパッカー的な旅をします。

なので、荷物も最低限のものしか持っていきません。

(上記写真は、先日行ってきた一泊キャンプ。手前の私の自転車の後ろに乗っている荷物が全てです。)

 

そうすると、キャンプファイアーとかバーベキューとか道具が沢山必要となるキャンプを

紹介している本をいくら読んでも参考にならないわけです。

また、そういった資格や経験を持っている方から学んだところで、我が家のキャンプには役に立たないでしょう。

価値観・目的が合わないので、そういった方に学んだことを試してみたとしても、続きません。

逆に、我が家の方法が合わない方はたくさんいると思います。

 

正解は無いけれども、自分に合う、合わないがあり

自分の価値観や経験に合う仲間と学ぶことで、実践を続けることが容易くなります。

 

私自身、MSC10週間講座、8週間講座(2回)、5週間講座、8カ月半講座、恥8週間講座等を受けてきましたが、

一番印象に残っているもの、覚えているものは、

一番共感できた講師であり、今でも彼女が主宰する実践グループに参加しています。

 

本を読むことで頭で理解することはできますが、人間の知識は忘却曲線に従って消え去っていきます。

(30分後には半分くらい忘れているとかなんとか。)

なので、頭で理解したものを、意図を持って実践続けることは、かなりの難題です。

 

 

2.  急な変化を望まず、システム化する

私たちのエゴは変わりたい!と大きな変化を望みますが、人間の脳は、変化を好みません

なので、小さく始めることはとても重要です。

人間の脳が変化だと気付かないほど、小さく始めてまずはそれを習慣化、システム化する

そして、軌道に乗ってきたら、少しずつ増やしていくことが重要です。

私自身、今では毎日1時間半瞑想しますが、

20分を続けていた期間が1年ほどあり、その後20分×2にして続けていた期間も1年程ありました。

いったん習慣化してしまうと、1時間でも2時間でもそれ以上でも変わらなくなります。

 

3.  グループに参加する

マインドフルネスもセルフ・コンパッションも一人では練習できません。

試行錯誤しながら練習している仲間の支えが欠かせません。

つまずいているのは自分だけではないんだ、と気づくことで(共通の人間性)、

また練習を再開できます。

この何回も何回も立ち上がる力こそが、

マインドフルネス、セルフ・コンパッションの実践で欠かせません。

それは、日常生活の中でも自分を支えてくれるリソースになります。

 

また、仲間がいることで、自分の実践に対してもより責任を持てるようになります。

ここで費用が発生していると、参加しようというモチベーションがさらに高まります。

そして、これがまた日常生活のなかでも続けようという意図に繋がります。

 

なんといっても、毎週のように固定メンバーに会うことが、大きな安心感につながっていきます。

そして、安心感を体感することががまた、セルフ・コンパッションの心の筋肉を大きくしていきます

私自身も実践グループに参加してくださっているメンバーのお陰で、

安心感の芽がしぼまず、育まれていると感じます。

 

 

無理して頑張っていることは、良いことであっても、続きません。

逆に、真に役に立つと体感でき、そして、仲間とともに互いを支えながら、習慣化、

システム化できると、勝手に続けることができます。

 

 

セルフ・コンパッションを学びたい方、講座情報はこちらから。

Kind ways - 講座・イベント情報 (selfcompassionwithhiroe.com)