先日、結婚9周年を迎えました。

 

ケーキ屋さんでせめてケーキは買おうと思ったのですが、バタバタしてそれもできず、

スーパーで買ったケーキと、普通のご飯でお祝い。

夫は夕飯直前まで仕事で、私は夕飯後から仕事が入っていて、

ご飯中は子供の喧嘩やら癇癪やらケガやらで、いつも通り大した会話もできなかったけど、

 

夜、仕事を終えて、夫と子供達が寝た後の静かな家で、

じわじわと湧いてきた充足感を嚙み締めていました。

 

「夫大好き~♡」というより、「9年間頑張ったな~」という感じ。

 

正直、大変なことも本当に多かった。

 

お互いネイティブでない言語か、私が頑張ってオランダ語で話すかで、

誤解の方が多いのではと思うくらい、コミュニケーションは大変だし。

 

私も日常生活が割と苦手なのですが、学習障害やらなんやらを持っている夫は、日常生活がさらに苦手で、

一緒に生活するのが大変すぎて、ほぼ毎日挫折しそうだし。

 

個人主義と団体主義という基本的な考え方の違いにより、

ベースとなる行動が違いすぎて、まず足並みそろわないし。

 

完璧主義とおおざっぱで、これまた足並みそろわない。

(同じ課題を行ったら、夫は6ページに渡る論文のようなものを作り、私は6単語で終わらせた。)

 

ここまで書くとなんで一緒に生活しているの、という疑問が出てくるが、

確かにその疑問は何回も出た(笑)

 

でも、夫婦って、人生って、そんなもんなのかな~と思うのです。

 

MSC8週間講座のセッション4で行う、「MSCの学びはどう進んでいますか?」というワークと同じく、

アップダウンを繰り返し、どこかで「完全なる受容」に到達し、そして、またアップダウンを繰り返す。

そして、遂に受容に達したかと思えば、またアップダウン、、、

 

そんなこんなありながら、楽しい場面もあり、前に進んでいき、

自分らしい生き方、私たちらしい生き方を模索していく。

 

そして、意外に、「合わないところ・違い」が、互いを補ったり、生活を豊かにしてくれるんだよな~。

 

夫と出会わなかったら、おそらくサラリーマン生活を辞めるなんてしなかっただろうし、

オランダで正反対な生き方や子育て方法に直面していなかったら、生き方や育児方法について学び見直すこともなかっただろうし

(アドラー心理学にもセルフ・コンパッションにも出会わなかったかも。。。)

自転車旅行やキャンプなんて絶対していなかっただろうな、、、(虫嫌いだったし、アウトドアなんか考えられなかった)

4ヶ国語話せるようになったのも、オランダ生活のお陰ですわ、、、

 

 

本当に多様性は豊かさなんだと、日々体験し、実感しています。

 

そして、セルフ・コンパッションこそが、

自分らしく生きて良い、お互いの違い・多様性を認めても良い、

という力強さを与えてくれました。

 

 

大変なことが今日からも起きていくんだろうけど、

これからも助け合いながら、私たちらしい生活を探していきたいな~、と、

夫がくれた3本のバラを眺めながら、感謝の気持ちに包み込まれていました。

 

 

こんな普通の日常に、感謝。

 

 

9周年を迎える直前は、義姉夫婦が子供達を置いて二人で遥々パリに遊びに行ったのを聞いて、

そんな特別なことしたいわ、なんて思ったりしたけど、(嫉妬ですね)

この日常が、私にとっては、ありがたいんだよな、と、じわじわ、感じた夜でした。

 

 

感謝。。。

 

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