オランダの小学校では、家族には5つの形があると教えています。
①ママ、パパ、子供
②ママ、ママ、子供
③パパ、パパ、子供
④ママ、子供
⑤パパ、子供
(祖父母と暮らしている場合はどうなのか、という疑問もありそうですが、
これは、gezinというオランダ独特の家族の概念があり、gezinはあくまで親+子供で構成され、
祖父母はgezinに入らないので、ここではカウントしていないと思います。
詳しくはわかりませんが。。。)
ママ、パパも必ずしも結婚しているわけではないです。
むしろ、同棲→家を買う→子供→結婚(40代とかで)の順を踏むカップルが多いです。
もちろん、夫婦別姓が大多数です。妻の苗字に夫の苗字が足されることも多々あります。
出会ったばかりの人と話すときは、相方の話をするときは、「あなたのパートナー」というようにしています。
性別も分からなければ、結婚しているかもわからないからです。
そもそも結婚はせず、パートナーシップ
(同性婚が合法ではなかったときに、同棲カップルのパートナーシップ法律で保護するために作られた)
を選ぶカップルもたくさんいます。
同棲カップルで子供を育てているカップルも普通にいます。
家族関係は、社会のベースになると思います。
ここで、「こうであるべき」姿ではなく、
自分が築きたい家族関係を築けることは、とっても大事だと思います。
両親が自分らしく生きられること、それが可能な社会であること。
それは、未来の子供たちにとって大切なロールモデルになると思います。
そんなことをふと思った週末でした。