阪急ホールディングスが、村上世彰氏率いる投資ファンド(村上ファンド)の保有する阪神電気鉄道株買い取り方針を、近く開く取締役会で正式決定することが18日分かった。
村上ファンドと価格交渉が成立すれば、阪急が阪神株の株式公開買い付け(TOB)を実施。株式を取得し、阪急と阪神による持ち株会社の設立といった事実上の経営統合に発展する可能性が出てきた。
ただ、なるべく高値で売りたい村上ファンドが示している売却価格とは依然隔たりがあるとみられ、今後の交渉で折り合いがつくかが焦点だ。阪神株を時価で買い取るとすると、約2000億円の資金が必要になるため、調達方法も課題となる
共同通信より
キタの開発、誘致目的での経営統合らしいですが、
村上社長はこの辺りまで読んでいたんでしょうか?
ちなみに阪急グループは
能勢電鉄、北大阪急行、神戸電鉄、北神急行、神戸高速鉄道
が傘下の鉄道会社。
(山陽電鉄は98年より阪神グループの傘下)
近畿では近鉄に継ぐ沿線の私鉄であると同時に、
梅田駅北側には通称「阪急村」と呼ばれる
商業エリアを広げ、
かっぱ横丁、アプローズタワー、HEPナビオ、阪急百貨店など
商業施設でにぎわっています。
今回の阪神株取得は、
大阪駅南側に広がるヒルトン、阪神百貨店などの
通称「阪神村」という阪神出資の商業施設を
得る狙いもあるとされていますが・・・・
ムーヴ!ではその辺りも触れ、
梅田の開発が進むのではないか・・・という見方を示していました。
「物言う株主」こと異端児・村上氏の打つ手により
梅田の10年後ががらりとかわるかもしれません。