昨日まで店先にたくさんあったマスクが、
今日お店に行ったら棚が空になっていました。
「おひとり様二箱まで」の手書きの札だけが寂しく残っています。
ニュースでは毎日感染者の数が増え、
増え方も加速度がついているようにみえます。
なんでも今回の新型コロナウイルス肺炎は、
潜伏期間が最大２週間もあるとのこと。
無症状でも病原体保有者として、
ウイルスを広げて歩く可能性があるようです。
感染は、くしゃみや，せきなどの飛沫や、
それらが接触したものに触れることによるものらしい。
なので、マスクはどちらかといえば、外から来るウイルスを
ブロックするものではないようです。
むしろ、もう感染したけれど、症状の出ていない人が、
体の中から外に飛沫と一緒にウイルスをまき散らさないためのもの、
そう考えたほうがいいのかもしれません。
予防のパンフレットなどには「せきエチケット」などと書かれています。
それではウイルスを体に入れない方法といえば、
手洗い、アルコール消毒、うがい、などと書かれています。
コロナウイルスのトゲトゲの外皮は脂質でできているので、
アルコールやせっけん分（界面活性剤）で壊される。
また、ウイルスは宿主の細胞を離れるとほどなく「死滅する」とか。
生物だか無生物だかわからないものに「死滅する」
というのも変なのか不活化（ふかつか）という言葉を使うようです。
なので、せっけんを泡立てて手をよく洗い、
ドアノブなどをアルコールで消毒するのは、
意味があることだと納得できました。
予防の努力もむなしく、発症したとき、
重症になるのは高齢者、糖尿病など持病のある方々のようです。
ということは、体にはウイルスが入ってきたとき、
防衛システムである免疫機能が有効に働いている人は、
それを撃退することができるということなのでしょう。
それでは免疫パワーをアップするにはどうすればいいんだ
ということになります。
これも調べれば健康ドリンク、サプリメント、食べ物、運動、生活態度まで、
色々なことがヒットします。
各サプリメントの説明を読んでいると、
どれも、もっともなことが書いてありまして、
あれもこれも飲んだり食べたりせねばならなくなります。
生活態度も、ストレスをためると免疫力が低下するだの、
こういう運動をやれば免疫力アップだの書かれています。
面倒くさがりの私にはできないことばかりですが、
「お風呂にゆっくりつかり体を温めること」などは即実行可能です。
そういえばどこかの銭湯の壁に
「ヒートショック・プロテイン」入浴法なるものが貼ってありました。
確か４０度のお湯に２０分入るといったものでした。
この入浴法と、腸内環境を整えるために納豆を食べる程度であれば、
フツーの生活ですので、十分対応できます。
明日からはマスク着用で外出し、丁寧な手洗い、
こまめなうがい、ゆっくり入浴、早めの就寝を心がけるとしましょう。
少しでも感染の拡大が弱まることを祈って。