スマホを持たず、ガラケーで過ごしているうち、
自分が一種の絶滅危惧種になったような気になっていました。
それでもまだ20%前後の人がガラケーの利用者とのこと。少なく感じるのは、スマホはいつも取り出してあれこれ使っているのでいやでも人目につきますが、ガラケーは電話をする時だけ取り出すので、実数より少なく感じるのかもしれません。
電車に乗っても本を広げたり、新聞を読んでいる人はほとんどいません。
たいていは、スマホの画面をスワイプしたり、
信じられないような速度で文字を打っていたりしています。
私はガラケーの機能にほとんど不満はありませんでした。
ちょっとした連絡はショートメールで済みますし、
写真はカメラの方が水にも汚れにも強く使い勝手が良いと思います。
ただ最近会議などがあると、事前の資料としてPDF配布が多くなり、
資料を作る方も紙だとページ数を考えて、
最小限のものにしていたと思うのですが、
PDFにすると、どうせ重さも厚みもないと考えるのか、
重要度の低い参考程度のものまで、
なんでもつけてくるようになっています。
これまでは、バカ正直に、2ページを1ページにまとめ、
両面出力で紙の枚数を4分の1に減らすなど工夫していました。
これをやると、細かい表などになると文字がさらに小さくなり、
ハズキルーペのお世話になることもしばしばでした。
そしてそんな紙が結構たまり、廃棄するためにまたPDFにして保存するという無駄なことをしていました。
WindowsのパソコンにあるPDFを紙に出力せず、外でそのまま読みたい、
そこにペンシルでメモ書きして保存しておきたい。
これがタブレットのほしい一番の理由でした。
その他、電車の中で雑誌や本の電子版を読みたい。
旅行先でガイドブック以外の地図や、情報を確認したい。
とりあえず、タブレットがほしい理由で思いつくのはこのくらいでした。
私は「アップル教」の信仰者ではありませんが、
なぜ、iPadなのかと言われれば、
アップルの製品には抗いがたい美しさがあるからとでもいうしかありません。
iPad miniは今年、第5世代が発売されたばかりで、ペンが使えるようなったとのこと。
正に私がこうだったらいいなという仕様になっていました。
セルラーモデルとWi-fiモデルがあり、Wi-fiモデルの方が安いのですが、
wi-fi環境のないところでも使うことも想定して、
simフリーのつかえるセルラーモデルを購入しました。
格安のsimはiPad本体を持ち込めばsimの取り扱い店で、契約、取付、動作確認までしてくれるるそうです。
初期設定などに自信がないので本体の購入は通販ではなく量販店へ、
セルラーモデルは量販店のアップルのコーナーでは取扱いがないとのこと。
結局、銀座の直営店まで行きました。