今朝はかなり冷えました。

寒さに弱い私にはこれからはつらい季節になります。

コートを着て、手袋をして駅に向かうと向こうから、

ワイシャツ姿の高校生が歩いてきました。

上着がないわけではなさそうです。

黒い学ランを手にもって、ワイシャツは腕まくりをしているところから、

きっと長袖が暑く感じているに違い在りません。 

薄着の小学生は割と見ますが、高校生は珍しく、

通り過ぎた後も、思わず振り返ってしまいました。

 

 この日は薄着の人に会う日なのか、

今度はオフショルダーというのでしょうか、

肩出しファッションの若い女性を電車の中で見ました。

比較的しっかりした生地のように見えたので、 

秋冬物の服なのでしょうが、首肩回りを冷たい空気にさらすなど

私がデザイナーなら決して作れない形だと思います。

 

 薄着といえば白人の観光客なども

Tシャツやハーフパンツで歩いている姿を目にします。

熱いお国から来たばかりで、

冬の寒さを勘違いしているわけではなさそうです。

アメリカ軍基地の周囲でも、

明らかに兵隊さんだろうと思われる

若いお兄さんたちは、やはりTシャツ姿が多いようです。

欧米の人は寒さに強い、あるいは、

寒さを感じない体のつくりなのだと思うほかありません。

 

 聞くところによると、寒いヨーロッパなどに住んでいる人には、

褐色細胞と呼ばれる脂肪細胞が多く、

これが少ないエネルギーですぐに熱を生み出すことができるそうです。

結果、日本人より体温が少し高く、寒さに強いのだとか。

また筋肉のつき方の違いにより、基礎代謝に差があり、

寒さを感じにくいのだとか説明されています。

 

 同じ理屈で説明できるのしょうか「明治プロビオR-1」の

コマーシャルに登場するオランダ人登山家のヴィム・ホフさん。

精神集中と瞑想によって体温を調整できると主張されているそうです。

おっしゃる通りなら、トレーニングによって、

私のような寒がりも薄着OKになれる可能性があるということになります。

実際、彼のお弟子さんたちが半裸で

キリマンジャロ登頂を果たした写真を見ると

後天的に耐寒身体を作り上げられるように思えてきます。      

          

 こういう話は魅力的ではありますが、

この冬の寒さ対策には間に合いませんし、

何より怠け者の私には不向きです。

明日の朝の寒さには、とりあえずCMにあるよう日本にあるR-1を飲んで、

ヒートテックのアンダーウエアを身に着け、お出かけすることにします。